元旦からよく眠れるものだ。まばたきしただけて、もう正月3日。
「大器晩成」という言葉に甘んじて寝正月だ。
〝老子41章には、大方無隅 大器晩成〟とある。
※大意:鐘(しょう)や鼎(かなえ=鍋状の器)のような大きな器は、かなりの 時間が
かかってやっと完成する。
(殷の時代に高さ133cm、長さ110cm、幅79cmの4脚銅製の鼎もある)
「君は大器晩成型だから」とよく云われた。
しかし、もう後期高齢者になった。何歳までが該当するのだろう。
家康が幕府を開いたのは61歳、74歳までは権力を握っていた。
伊能忠敬は50を過ぎて本格的に天文学を学び、20歳も若い師匠に弟子入りし、測量技術を習得したという。
そして、55歳から17年かけて日本地図を完成させた。
お二方は確かに〝大器晩成〟そのものだ。
いまは当時より10歳程寿命は延びている。ということは僕も…
いや待てよ、真剣に学問に励んだか?死に物狂いで学んだか?
振り返れば怪しい。人に云われて思い込んでるだけじゃないか。
家内に供える膳と読経だけは続いているのだが。
前日の残り、牛肉・大根・里芋・じゃがいも・スナップエンドウ・
大隅ごぼうサラダ・蕪の三杯酢漬け。
家内の理想の女性から戴いたチョコレート。紅茶(アッサム)
和三盆のお汁粉(深みがあり舌を刺さない甘さ、2杯目で胸焼け)丸餅(石井さんから)・沢庵(安藤さん)・大隅ごぼうサラダ。
リンゴと紅茶(美っちゃんからのアッサム)
一応エビチリのつもりだが…、トマト・ブドウ。