秦野市歴史博物館館長、大倉君の紹介だ。
その人は午後2時の来訪予定。
先ず、家内に朝昼食を。クロワッサンサンドが崩れてしまった。
初めての女性の来客だからか… コラ、笑うなよお前。
早めのおやつを供えて少し待った。
遠慮がちなノックの音。チーズケーキをお土産に頂いた。
彼女は、真っ直ぐ家内の祭壇に行き焼香してくださった。
4人の子供さんの母親で、いつも立ち寄る〝銀八鮨〟の料理長の奥さんだと聴いて驚いた。
学芸員の資格を持ち、調査現場での発掘・測量などをこなし、
整理作業・報告書掲載図面のトレスなども行う〝作業員〟だと言う。立派に調査担当をやれるのに… おかしな人だ。
彼女が描き上げた力作の表と裏の表紙だ。帯の色は大地の色。
まだ読み切っていないが、好奇心から情熱、そして眼力が具わって土を見分け遺構検出。考古学の発掘調査のなかに自分の進歩過程を重ねて、よく描かれている。
高校生や初心者の〝考古学副読本〟にもなる。
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https://www.amazon.co.jp/dp/4422201662
https://freedom-univ.com/blog/imaisyoko20210920/
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僕は考古学の定義に次のような文言を付け加えている。
『考古学は、過去の文化の変遷様相を学際的に明らかにし、
有益な文化様相だけを未来に継承する未来学でもある』
と。無論、ご批判を受けるのは承知の上のことである。
さあ、遅いけど今井しょうこさんに頂いたチーズケーキを二人で食べようか。