その➊

家内の月命日を覚えていてくれた。

彼は映像関係のプロデューサーをやっている。もう何十年もの付き合いだ。

顔はウ~ン・・・(ハッハッハ)だが、心には美しい花を抱いているいい男で吉岡という。

彼の奥方は、とても奇麗で素敵な方だ。

娘さん、息子さんも母親の良いところを受け継いでいる美男美女だ。イヤー良かった。

彼は「これ、女房から御仏前に」、と言って、生花とシュウマイ弁当を二つ持ってきた。

有名な○○軒の弁当だ。一つは私の夕食にと・・・ 有り難い心遣いだ。ひとまず冷蔵庫に入れて、珈琲を飲みながらしばし語らい、彼が帰った後、お茶と一緒に夕食として仏前に供えた。(シュウマイに辛子をかけすぎた) 下の写真。

私は二食分を食べることになる。一つは夜食にすることにした。有難う。

コロナが終息をみたら、是非、ご家族で片田舎の我が家にお出かけください。

 

その❷

今は退職しているが、北日本新聞社の社長を勤められたH I さんが、妻の大好きだった

「かぶら寿司」を贈ってくれた。これは私も好きだ。毎年のことだが、今年は妻の月命日に届けてくれた。

彼が文化部長時代、私は考古学研究者として富山県小矢部市「桜町遺跡」の検討委員を勤め、北日本新聞主催で『古代に遊ぶ』と題して数百人の前で講演をしたこともある。勿論、彼の力が大きい。

3時のおやつ代わりに仏前に供えた。そこにいた吉岡君にも食べてもらった。

かぶらの歯ごたえ、中に挟んでいるブリの極尽の旨味。さすが富山だ。

皆さん有り難うございます。

人間は一人では生きられない。助け合いながら支えあいながら・・・ 有り難う、有り難う。