はぶたえを付けて、その上に頭の大きさに合わせたかつらを作ってもらい丁寧に調整してもらう。役者はそれを使用するが、それまでの工程は、かつらやさんの感性と腕だ。

衣装合わせも同じで、この俳優さんにはこの色合いの着物が合う、このような格好がいいのでは、と衣装部さんが考えた末、メインの数着を選んでくれる。

俳優は優れたスタッフに恵まれてこそ、表現ができる。スタッフあっての俳優なのだ。ちょっと顔が見えてしまってごめんね。