20世紀少年 第1章 終わりの始まり | super fantastic!!!!!!!

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さとうかいのブログ。
SUGOI!

2008年 日本
堤幸彦監督
唐沢寿明など
見た日:2012年4月6日

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ぼくは映画というもの、
どんなにダメで、時間的にも金銭的にも
「ああ、見なきゃよかった」と思う様な作品を鑑賞することも、
大事な映画体験と考えている。
けど、それでも言いたい。
カネ返せ!時間返せ!と。

この、何て言うの?
「何人の有名人を画面に詰め込めるか」
みたいな。
業界ノリ?

もう、細かい事は言い出せばキリが無いんだけど、
原作から敵として描かれてるのは、
実はその、80年代的な、バブル的な価値観でしょう?
それをその、そういう価値観の申し子、秋本某の弟子である
堤幸彦が監督して、そういう価値観のもとで作られた映画って、
つまり、この映画そのものが、最もこう
打ち倒されるべきものであるという
ナニコレ?構造?

いや、そこまで考えてるなら後の2作も見ないでは無いが、
それを期待して、その2作分、約4時間を頑張るには、
この映画の語り口は拷問すぎる。
これ見ながら「うわ、長ぇ」って思って時計見たら
まだ30分しか経ってなくて愕然としたよ。


あしたのジョーのときにもチラっと書いたけど、
原作をはしょったりするのは、ぼくはそれ自体はOKだと思ってるんだ。
だけど、はしょったら意味がわからなくなる部分てのも確実にあるじゃん。
なんかそういう所が分かってないのかな?
もう何もかもはしょってあるから、
登場人物全員が、何を思ってどういう動機でそういう行動をしてるのか、
ひとっつも分からない!
とかさ、
原作のコマを忠実に再現、とかって、
ぼくが見ても、あ、このカットは漫画にもあった
って気付く所も何カ所もあったけど、
いや、そうじゃなくてさ、
その画面どうこうじゃなくて、
例えば、漫画読んでて、あるコマから次のコマへ移るスピード感とか、
そういう部分でしょう、その漫画の持つ雰囲気って。
それを全く考えずに絵だけ作り込んで、
何が忠実か、と!

そういう風に、もうぜんぶが大根だから、
ぼくがいい役者さんだと思ってる人の演技すら大根に見えるという。

もうね、こういうお金の使い方よくないよ。