こんにちは、日田にある杉山学習塾の杉山塾長です。
「成績が上がった！」そんな報告を聞くと、僕も本当に嬉しくなります。25年間、数多くの生徒の成長を見守ってきて、ある共通点に気づきました。それは、成績アップの裏には、強い"親子の絆"があるということ。今日は、その秘密をお話ししたいと思います。ある生徒のことを思い出します。
中1の夏、数学が赤点続きのAくん。でも、2学期末には学年トップに。驚いた私が聞くと、「毎晩、お母さんと一緒に問題を解いたんだ」と。
お母さんは数学が苦手だったそうです。でも、「一緒に頑張ろう」とAくんの教科書を開き、一緒に悩み、一緒に解き方を見つけていった。その姿勢が、Aくんの「わからない」を「わかりたい」に変えたんです。
別のケース、国語が伸び悩んでいたBさん。お母さんが「今日の夕飯の味はどう？」と感想を聞くように。そこから、学校での出来事、友達のこと、色々な話をするように。その会話が、Bさんの語彙力、表現力を豊かにし、国語の成績アップにつながりました。
また、「一緒に読書」を始めた親子も。難しい本も、お母さんと読めば怖くない。読後の感想を話し合ううちに、文章の奥深さを感じ取れるように。これって、国語力の本質ですよね。
大切なのは、子供の目線に立つこと。「なんでできないの」ではなく、「どうしたらできるようになるかな」と一緒に考える。そんな姿勢が、子供の中の「成長したい」という芽を育てます。
点数を上げるのは子供自身。でも、その背中を押すのは、親御さんの温かな関わり。「一緒に」という気持ちが、子供の学ぶ力を大きく育てるんです。お母さん、お父さん、一緒に、お子さんの未来を明るく照らしていきましょう。
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