こんにちは、日田にある杉山学習塾の杉山塾長です。
中学2年生の数学の授業です。
教科書にこんな問題があります。
ジョーカを除く1組のトランプ52枚を裏返してよく混ぜ、そこから1枚を選ぶとき、絵札を選ぶ確率を求めなさい。
j君が、「先生、絵札って何ですか?」と質問してきました。
そうか、今時の中学生って、トランプを知らない子もいるんですね。知らない子にとっては、問題の意味がわからないので、解けません。不利になります。
確率の問題で、トランプ、さいころ、硬貨は鉄板の題材ですが、問題を作る人は、時代の移り変わりと、それにともなう子どもの常識についても、よおく考える必要があるということです。
ちなみに、ジョーカの意味がわからない子がいるかも。ババならわかるけど、ジョーカはわからないとか。サイコロを知らない子がいるかも。
私たちのような指導する立場に人間も、文章問題については、子どもの常識範囲の題材なのかどうかに思いをはせることが必要ということに気づかされました。
j君、いい質問ありがとう。
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