日本シリーズ初戦勝利!! | いつもごろごろきまぐれ日記

いつもごろごろきまぐれ日記

日常の何気ないことを日記代わりに書こうと思います。
・・・が、知らない内にGIANTSに関することを中心になっていました。
サインやユニフォームの紹介もしています。

G:000 010 010:2

E:000 000 000:0

勝:内海 1勝0敗

S:西村 0勝0敗1S

敗:則本 0勝1敗


--------------

2013年度日本シリーズ初戦、ジャイアンツが見事勝利を飾りました。

ん?見事・・・?

原監督の日本シリーズの初戦成績は4勝1敗となりました。

過去、初戦を取ったシリーズはいずれも日本一になっているという、実に縁起の良い好スタートを切ることができました。


ただ、試合内容を見ると、相変わらず打てないですね。

少ないチャンスを確実にモノにするという勝ち方でした。


試合はイーグルスが押していましたね。

内海選手が本領を発揮し、粘りのピッチングをしてくれました。

久々に初回から見た内海選手の真骨頂でした。


またE:則本選手は新人とは思えない堂々としたピッチングで、ジャイアンツ打線を翻弄していました。

特にフォークボールにクルクルとバットが回っていました。

ジャイアンツ打線は、相変わらずと言った印象を受けました。

シーズン中、則本選手はフォークの割合が少なかったらしいですね。

これでフォークを頭に植え付けられたジャアインツ打線は、次回登板時に違う配給をされるとてこずるかもしれません。

でも、ランナーを背負うとバタバタしていた感じもあるので、とにかく塁に出ることが攻略法のようですね。


さて、原監督も仰ってましたが、ジャイアンツにはツキがあったように思えます。

5回裏、無死1塁で嶋選手がショートへ内野安打を打った場面。

バントから一転バスターに切り替えた辺りを坂本選手が好捕し、一塁へ送球。

それを見た松井選手が三塁へ走塁。

坂本選手の送球がホーム寄りに逸れ、間に合わないと判断した一塁のロペス選手がベースから離れて捕球し、三塁へ素早い送球。

間一髪でしたが松井選手をアウトにすることができました。

この場面、坂本選手が追いついた時点で一塁は間に合わないタイミングでしたので、決して投げてはいけない場面でした。

過去に、間に合わないタイミングで一塁へ送球し、悪送球で2塁まで進塁し、その後にタイムリーという場面を何度も見てきたので、一瞬ヒヤッとしました。

ここは、ホーム側に送球が逸れたことにより、ロペス選手がベースから離れて捕球できたこと。

一塁走者が野球センスがあ、足に自信のある松井選手だったこと。

これらの要素が絡まったツキのあるプレイだったと思います。


もっとも、これを意図的にやったプレイだったら、坂本選手のファインプレイです。

敢えて隙を作り、相手の走塁を誘発する。

でも、ドカベンの世界でもない限り、まずは意図的にということは無いと思いますが、真相は如何に?


もう一つのプレイ。

これはツキがあったというと亀井選手に申し訳がないですね。

亀井選手の大ファインプレイです。

8回二死1,2塁で、松井選手がレフトにフェンス直撃かという当たりを打ちました。

これを、亀井選手が絶妙のタイミングでキャッチ。

ボールの位置は外野のラバーよりも上だったので捕れなければ、フェンス直撃のツーベースヒットになって、同点になっていたと思います。

マウンドの山口選手の『命拾いをした』といった顔が何とも印象的でした。

ベンチの原監督の嬉しそうな表情と、その前にいた村田コーチの万歳が、ジャイアンツ全体の心情を表していたと思います。


これらのプレイのイーグルス側の当事者がいずれも松井選手だったことが大きいですね。

キャプテンとして引っ張ってる立場があるので、責任を感じ気負ってくれれば・・・

さて、7回から、ジャイアンツが誇るリリーフ三本柱が登板しましたが、一週間のブランクは埋めがたく、スッキリと片付きませんでしたね。

いずれもランナーを背負う場面で、なんとか抑えたという感じでした。

シーズン中も同様の展開がありましたが、最後までヒヤヒヤしました。

だから、勝利の瞬間は思わず声を上げてしまいました。


今日の試合を見て、イーグルスがどう感じたか?

押せ押せムードを見て『行ける!』と感じたのか、それとも打っても点が入らないところで『手ごわい!』と感じたか。

『手ごわい』と感じさせたなら、精神的に有利に立ったと思いますが、『行ける!』と感じさせたら、この後、若いイーグルが一気呵成に来るかもしれませんね。


今日の試合、結果を見ればジャイアンツの完封勝ちでしたが、冷や汗もんの勝利でした。


それにしても、気になるのは高橋選手、ロペス選手です。

CSから未だに無安打。

これをどう見るかですね。

1989年の日本シリーズで、4番・原がなかなか打てず、日ごとに打順が下がっていきました。

でも、当時の藤田監督は、原監督をスタメンから外すことはしませんでした。

結果、5戦目に値千金の満塁ホームランを打ったわけですが。

原監督は、特に高橋選手をその時の自身にラップさせてるんじゃないでしょうかね?

一本出れば変わると信じているんだと思います。



明日は、G:菅野選手、E:田中選手の先発。

今度は一転して、ジャイアンツのルーキーが、イーグルスのいや日本のエースに挑む場面。

CSのような投球をすれば、明日も一点勝負の好ゲームになるでしょうね。