パ・リーグのCSが終わり、ジャイアンツの相手がイーグルスに決まりました。
イーグルスの皆様、CS制覇、おめでとうございます。
いつも思うんですが、CSには「優勝」という言葉を使うべきなんですかね?
日本シリーズへの出場権を賭けた試合なので、日本シリーズ出場おめでとう!っていう感じなんですよね。
だから、CS優勝というのがなんだかしっくりきません。
そういうわけで、僕は「CS突破」とか「CS制覇」なんて言葉を使っています。
すいません、どうでもいい話でした。
昨日、雨で順延になったパのCS。
日程的に、もつれればもつれるほど、日本シリーズでジャイアンツが有利になりそうだったのですが、眠れる獅子ならぬ犬鷲が目を覚ましたかな?というような、勝ち方だったと思います。
明日以降も試合があれば、登板間隔の問題から、田中選手が日本シリーズの初戦に投げられないという可能性もあったのですが、特にハンデ(?)もなく、両チームとも持てる力を十二分に発揮できる状況になりました。
こうなると、試合感覚の面でイーグルスが若干有利なのかな?という感じもあります。
3戦目までを見る限りでは、イーグルスも打線が湿ってて、投手陣の踏ん張りで勝ってるなという印象でした。
でも、今日のイーグルスの粘りを見ると、追いつかれてもすぐ逆転するという戦いで、バッターの調子が上向きになった感じで、先発投手の出来如何では苦しい戦いになりそうな感じしました。
今日の勝ち方が良かっただけに、イーグルスはすぐにでも日本シリーズに入りたいんじゃないかな?と思います。
明日からの4日間の休みがどう影響するか・・・
今日の星野監督のインタビューを聞きましたが、星野監督もずいぶんと丸くなりましたね。
昔だったら、「ジャイアンツを叩いて優勝だー!」と意気揚々としていたと思うのですが、「ジャイアンツの胸を借りるつもりで戦って、倒したい。」と、まず相手を立てることをしていました。
あまり星野監督のことは好きでは無いのですが、相手を立てるこの言葉は好感をもてました。
2002年にライオンズの伊原監督が「日本シリーズでは憎きジャイアンツを倒したいと思います」というような発言をして、4連敗したことがありました。
一時期の勢いは無くなったとはいえ、ジャイアンツにとって西武ライオンズというのは幾度となく苦杯を飲まされた相手であり、「憎き」という言葉を使いたいのはジャイアンツの方でした。
ジャイアンツのコーチからも同様のコメントがあり、逆にジャイアンツの士気があがったということがありました。
星野監督は個人的にジャイアンツを敵対視しておりますが、その個人的な敵対心を飲み込み、チームとしてジャイアンツに挑むという決意を感じました。
北京オリンピックの時には監督が浮き足立ってるような感じを受けましたが、今度はしっかりと大地を踏みしめて戦いを挑もうとしているように思います。
いよいよ、今年のプロ野球も残す所、あとわずか。
これほど、待ち遠しい日本シリーズは久しぶりのような気がします。