年末と言ったら、やっぱり今年の10大ニュースでしょう!
10大ニュース?重大ニュース?
どっちでもいいや。
ただ、シーズンオフの出来事があまりにもドラスティックだったので、シーズン中に限ります。
(タイトルはシーズン中の出来事として扱います)
10位 『久保選手、20試合連続無失点(球団記録)』
昨年から中継ぎとして開花し、今シーズン途中からストッパーに抜擢された久保選手。
そんな久保選手が、7月5日~8月16日まで20試合連続無失点を記録しました。
8月14日に19試合連続無失点の球団記録を更新した時のインタビューで、「打たれたら使った監督が悪い」と言ったコメントは印象的でしたね。
9位 『統一球で打線低迷』
今シーズンから導入された統一球。
開幕前からホームランが減るのでは?という予想がありましたが、打率、得点、ホームランの打撃の要素全てが昨年を下回りました。
ジャイアンツでは、昨年、阿部選手、ラミレス選手、小笠原選手、坂本選手が30本を越えましたが、今年は0でした。
反面、ピッチャーを見ると、防御率1点台の選手が続出しました。
ただ、これは統一球だけの影響ではなく、ストライクゾーンの変化も影響しています。
あまり表には出てこないのですが、今年から審判にセパの垣根が無くなりました。
かつてはパ・リーグの方が、若干広めにストライク・ゾーンを取っていたようです。
それでストライクゾーンも統一することになり、セ・リーグのバッターは困惑したとのこと。
また、NPBが上げるゲームのスピードアップのため、微妙な球をストライクとする趣きもあったとか・・・
その影響を最も受けたのがジャイアンツだったのでは無いかと思います。
8位 『主力選手の相次ぐ故障』
開幕前に、阿部選手が故障。
4月には、高橋選手がフェンスに激突して故障。
5月には、小笠原選手が死球を受けて故障。
小笠原選手に至っては、8月にも死球で骨折して離脱しました。
7月には、ラミレス選手が自打球を当て欠場。離脱はしなかったものの、その影響が終盤まで続いていました。
8月には、ゴンザレス選手が守備中に肉離れで離脱・・・
とにかく、怪我人の多いシーズンでした。
ここ数年は、とにかく故障者が少ないのがジャイアンツの特長でした。
故障してもバックアップがいた。
チーム内にバックアップをする選手がおらず、高橋信選手、大村選手を補強したが、成功したとは言いがたかったですね。
7位 『ラミレス選手、4番連続出場記録』
2008年にジャイアンツへ移籍後、4番として常に試合に出続けたラミレス選手。
5月1日に、4番としての連続出場記録を更新しました。(これまでは松井選手の415試合)
記録は469試合(7月13日達成)まで延びましたが、自打球を当て翌日の試合は途中出場となり記録が途切れました。
その翌日には、試合を欠場し連続試合出場が985試合で途切れました。
外国人選手としては歴代最長の連続試合出場記録でした。
6位 『消えた象徴』
もしかすると、これこそが今年の一番の出来事かもしれません。
7月14日に、第二期原ジャイアンツの象徴である、小笠原選手、ラミレス選手の名前がスタメンから消えました。
これが物語ることは、確実に世代交代の時期に来たということです。
二人が元気なうちに、次代の選手を育てるという原監督の構想がありましたが、結果は・・・
CSという制度が導入されたため、3位を争う必要が出てきました。
そのため、3位圏内にいるチームには消化試合がなくなり、若手が経験を積む場が減ってしまいました。
強いチームの若返りは、結構難しいのかもしれません。
ちなみに、二人が同時にスタメン出場しなかったのは6試合でした。
長くなったので、とりあえず前半はここまでです。
明日、パート2を書きます。