これまで、どっしりと構えていた原監督が決断をした。
そう思える今日の試合でした。
今年はバタバタとピッチャーを交代する場面もなく、落ち着いてるなと思ってました。
これまでキャッチャー以外のメンバーを変えてきませんでしたが、今シーズン始めて亀井選手を使いました。
昨日の粘りの四球の打席を見てて、『そろそろ、やってくれそう!』な予感を感じてたのですが、原監督の期待に応えて一時は同点となるタイムリーを打ってくれました。
その他、原監督の決断として山口選手をベンチから外しました。
先発がトーレス選手ということで、内海選手をブルペン待機させることができ、戦術的にロングリリーフも期待できるということからでしょう。
しかし、一番大きかった決断は先発トーレス選手だと思います。
・・・が、僕には理解できませんでした。
前回の登板でいいピッチングをした内海選手をローテーションから外す?
甲子園で相性悪かったっけ?
ん~~~???
多分、行ける所までトーレス選手で行って、ゲームが崩れそうだったら、早めに内海選手を登板させようという戦術だったんでしょうかね。
結果的には、6回2失点でしっかりとゲームを作りました。
この決断には脱帽でした。
これで、次回もトーレス選手の出番が回ってくるのかなぁ?
そうすると、ゴンザレス選手かグライシンガー選手のどっちかが、二軍のままということに・・・
熾烈な外国人争いが勃発しております。
そんな中でも野手である、ライアル選手は安泰なわけで・・・
さて、今日の試合のポイントは、小笠原選手の執念の内野安打ですね。
調子が出ない中、ボテボテの内野ゴロを全力疾走して、安打をもぎ取りました。
ちょっとベースの踏み方が気になったのですが、足は大丈夫でしょうか?
この「一生懸命」なプレイがチームに活力を与えます。
そういえば、以前にもこういうプレイがありましたね。
2008年だったかなぁ?
足の怪我をおして出場し、足を引きずりながら3塁まで全力疾走した姿を思い出しました。
ガッツのガッツたる所以を見た気がしました。
このプレイがきっかけで、イヤな流れを断ち切った気がします。
小笠原選手にしてみたら、これまでチャンスで凡退を繰り返して打線の繋がりを切っていただけに、何とか挽回しようと必死だったんでしょうね。
あと一歩の所で勝利を逃していたジャイアンツには、こういう泥臭さが必要なんです。
たまに、気が抜けたプレイをする脇谷選手も、救われたことでしょう・・・
今日の試合は、勝敗だけじゃなくて、中身も本当に良かった!!