プロ野球日程 | いつもごろごろきまぐれ日記

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このような状況下の中、開幕に向けた選手の話し(開幕ローテとか開幕投手等々)が出るに連れ、絵空事のように感じておりました。

多分、延期になると思ってたので。


プロ野球の開幕について、15日に一旦結論が先送りになりましたが、どうやら正式に決定したようですね。

これで正式決定なのかな?


セ・リーグが予定通り25日に開幕。

パ・リーグは開幕延期。

パ・リーグの場合は、仙台と千葉がああいう状況なので物理的に開催が不可能な状態ですから、当然だと思う。



開幕に当っては、否定的な意見が多いようですね。

「被災者の心情を考えたら・・・」

「関東で計画停電が実施されてる中、電力を消費する野球をするのはどうなのか?」等々

どちらもわかる話です。

ですが・・・


後者に至っては一理あります。

一試合でどれくらいの電力を消費するのか知らないので、なんとも言えませんが相当の電力を消費すると想像します。

見方を変えると、試合が行われている間、停電している地域があれば、その方達の犠牲の上で試合をしているということにもなります。

実際は、「野球がなければ、うちの町で停電が無かった」というような、単純な算数の問題では無いでしょうが、心象としてはよくはありません。

NPBなり各リーグなり、各球団が一試合辺りの消費電力を発表して、「御理解をお願いします」と一言あると、また印象も違ってくると思います。


実際の所、一試合当りどれくらいの電力を消費するのか興味があります。



一方で、被災者への配慮の件ですが、誰を基準に配慮すれば良いのでしょう?

常に最悪の状態にある人に配慮して、何でも自粛しなければいけないのでしょうか?

そういう気持ちも理解できますが、それを実行していたら、何も前に進めなくなってしまいます。

週末はテレビを見るにつれ、居た堪れない気持ちになり、本当に何もする気になれなくなってました。

「気持ちを切り替えよう!」と思っても、余震のたびにテレビをつけて、映し出される画面に釘付けになり、段々と気持ちが凹んでいきました。

週明けにテレビ番組が通常番組に切り替わったとき、どこかホッとしました。


状況が変わることにより、気持ちも前向きになってくると思います。

ただ、なかなか行動に移せない方がいるのは事実ですが、行動をできる方のためにも、明るい話題を提供することも必要なのでは無いかと思います。


実際、被災の現場にいない人間が賛成だ反対だと言ってもキリがありません。

また、現場にいる人も自分が置かれている状況によって、賛否両論あると思う。

どちらの意見にも正当性があるので、心情に関する話しは水掛け論になります。

多数決で決めればいいというものでもないと思う。

だから、自分にできることをするしかないというのが、僕の考えです。


個人的には、物理的側面(交通手段、電力、安全面等)に問題が無いのであれば、プロ野球を開幕するのは良いのでは無いかと思う。

その際、選手だけでなく、球団幹部が陣頭に立って募金活動を行って欲しい。

収益の一部を義援金として災害復興に役立てて欲しい。


今この瞬間は、お金よりも物資でしょうが、近い将来お金が必要になる時がきます。



などと達観したことを書いてみたけれど・・・

自分が開幕戦のスタンドから野球を見た時に、楽しんで野球を見ることができるのかどうか・・・

正直言って疑問です。

そう思うということは、やって欲しい気持ちと、今は時期では無いと思う気持ちがあるんだろう・・・


まだまだ、完全に割り切れないようです(--;