引越しの荷物の整理をしていたら、本の隙間からこんなものが出てきました。
5000勝記念の復刻ユニフォームのチラシです。
やっぱ、このユニフォームを見ると、ジャイアンツという気がします。
このユニフォームは1961~74年まで使われていたものですが、それ以降も1975~80年の長嶋監督時代を除いて、藤田監督、王監督の時代のユニフォームも、これがベースになってました。
僕が子供の頃は、藤田監督、王監督時代になるので、このユニフォームを特別なものと感じるのでしょう。
このユニフォーム、もちろん注文しました。
誰の番号にしようかと散々迷いました。
復刻ユニフォームの場合、その当時、活躍した選手の番号で作りたいというのが、僕の中にあります。
やはり、真っ先に浮かぶのは背番号16の星飛雄馬ですね。
って、違うか・・・
王さんの背番号1と、長嶋さんの背番号3ですね。
でも、ジャイアンツは厳しいので復刻版と言えど、現役選手の番号しか選べません。
だから、永久欠番となっている、これらの番号は無理なのです。
原監督の8番も考えたのですが、この時代は高田さんの番号だから、ちょっと違うなぁ。
散々迷った挙句に、5000勝のウイニングボールを掴んだ上原選手の背番号19にしました。
この時代の背番号19というと・・・
あまりいいイメージの無い番号なんですよね。
故障で数年で引退したり、他球団からの移籍選手も一年限りだったり、亡くなられた方もおりました。
このユニフォームでの活躍は無かったのですが、長嶋監督時代に頭角を現した背番号19が小林さんでした。
ただ、数年後には江川さんとのトレードでタイガースに移籍となりました。
自分で選んだのですが、なんとなく後悔が残ったまま、押入れにしまわれてます。
上原選手も、この年はリリーフエースとして活躍しましたが、翌年は故障で苦しみました。
それでも、背番号19を全うした選手というのは、上原選手じゃないでしょうかね。
それまで、あまり輝かなかった番号が、エース格の番号になった気がします。
次代の選手達が活躍をして、この番号を昇華させて欲しいです。