30日に、ドラフト1位でジャイアンツに指名された中央大学に澤村投手に対して、清武球団代表が指名の挨拶をしたとのこと。
その席で、注目の背番号について15を用意していることを伝えた模様です。
兼ねてより、大学生投手に逸材が多いことから、今年のドラフト1位選手に、背番号18を与えるのでは?と噂がありましたが、それはなりませんでした。
ジャイアンツの18番といえば、中尾さん、藤田さん、堀内さん、桑田さんと、その時代時代で記憶に残る活躍をされた方が背負った番号。
ただ、戦前を除いて入団時に18番が与えられたのは桑田さんだけなんですね。
藤田さん、堀内さんは途中から18番に変更されました。
但し、両氏の場合、入団時に前任者が背負っていたという事情がありましたが・・・
桑田さんへの待遇が異例だったということでしょうね。
まぁ、指名の経緯が経緯だっただけに・・・
その辺の事情を鑑みると、18番(エース)に相応しい活躍し、将来のジャイアンツを背負って立つであろう選手が背負う番号という位置付けになるのでしょう。
では、エースの条件というのは一体なに?ということになりますよね。
僕の思うエースというのは、一年間フルに働き、先発完投ができる選手。
そして二桁に近い貯金ができる選手です。
そういう視点で見ると、今のジャイアンツにはいないですね。
桑田さんの引退から4年・・・
そろそろ18番を背負える選手が出て来て欲しいところです。
さて、背番号15ですが、今年は木村正太選手が付けておりました。
期待を込めて今年から変更されたのですが、故障で一年間を棒に振ってしまいました。
挙句に背番号も変更という憂き目にあってしまいました。
プロの世界は厳しいですね・・・
背番号15というと、V9時代を知る50代以上の方は、「エースのジョー」と呼ばれた城之内さんが思い起こされるでしょう。
入団後5年で100勝し、7年連続で二桁勝利をあげ、V9に貢献した方です。
30代後半~40代の方だと、「意外性の男」と称された山倉捕手でしょうかね。
山倉さんの引退の後は、城之内さんに敬意を表してか、期待のルーキーが背負うことが多いです。
ですが・・・
期待のルーキの門出には相応しくない話題になってしまいますが、背番号15が輝いたという期間が多くないんです。
小原沢さん、河原選手、辻内選手・・・
澤村投手には、ぜひ背番号15の呪いを解いて欲しいと思っています。
個人的には、背番号41が見たかったです。
同姓の伝説の投手の番号である14に肖って、1と4を残すみたいな拘りが欲しかったなぁ。
背番号15に込められた想いも好きなんですけどね。
「名前負けしないように、沢村栄治さんの14を超えろ!」
いずれにしても、同姓の沢村栄治さんの影は付きまとってくるでしょうが、そのプレッシャーに負けず頑張って欲しい!
ところで・・・
澤村なの?沢村なの?
報道でもまちまちで困る。
一応、ドラフト会議では「澤村」と表記されていたので、僕は「澤村」が正しいとして扱ってるのですが・・・