昨日のエントリーで、ここ20年間のセ・リーグの勢いについてはわかったかと思います。(詳しくはこちら )
では、年代別で勝敗はどう変化したのか?
10年毎の勝敗を、セ・リーグ視点で記載します。
注1)2010年の成績は入ってません。
注2)勝率( )内はパ・リーグのものです。
1950年代 セ:8勝-11敗-1分 率:.421(579)
1960年代 セ:9勝-17敗-2分 率:.346(.654)
1970年代 セ:14勝-16敗-0分 率:.467(.533)
1980年代 セ:12勝-16敗-1分 率:.429(.571)
1990年代 セ:12勝-8敗-3分 率:.600(.400)
2000年代 セ:14勝-7敗-1分 率:.667(.333)
1960年代のパ・リーグと、2000年代のセ・リーグが群を抜いてますね。
ちなみに、勝率の目安としては、2010年7月21日現在のジャイアンツの勝率が.575で、ベイスターズの勝率が.349です。
これから言える傾向としては、1950~60年代はパ・リーグの時代。
1970年代にセ・リーグとパ・リーグの力が均衡し始め、1980~90年代でほぼ均衡となった。
そして2000年代になると、逆転しセ・リーグの時代になったと言う結論が出てきます。
さて、この2000年代の勢いが続くとなると、なんと18試合後(12勝6敗 率.667)には81勝81敗で並ぶことになります。
時に、西暦2018年・・・
(2試合制が続くとした場合です)
ん~~ たった5ゲームの差だけど、えらい長いだなぁ。
今後、1試合になる可能性もあるので、まだまだ先の話かもしれませんね。
もちろん、最短の場合、西暦2012年になりますけど・・・
こうやって過去の成績を調べて一覧表にしてみると、いろいろと面白いことがわかります。
さて、これを読んでる良い子・・・はいないだろうから、良い子のお父さん、お母さん!
お子さんの自由研究のテーマに、プロ野球の数字を扱ってみたら如何でしょうか?
過去の成績から、今後の成績を予想するなんてのは、算数の勉強になりますよ。
小笠原選手の2000本安打のXデー予想なんて、個人的に面白いと思います。