ちょっと長くなってしまったので分割しました。
前回の内容はこちら⇒「プレイヤーズ・デー」について(その1)
前回は、2008年までの「プレイヤーズ・デー」について書きましたが、この頃は選手を間近で見られるという点、生の声を聞けるという点で、最高のファンサービスだと思いました。
手探りながら、ファンサービスに取り組んでるなという感じがしました。
ところが、2009年になって変化が訪れました。
開催日が平日のみなり、選手参加のイベントが無くなりました。
厳密にいえば無くなったわけではなく、「ステージG-KING」の抽選会で当選した人に限り、選手との撮影会やサイン会に参加できます。
逆にいえば、当選しなければ選手には会えないということです。
普通の学生、社会人なんかは、まず参加できません。
来場者プレゼントは、前年同様オリジナルカードでした。
ラッキーカードの商品が豪華で、選手デザインのオリジナル・ストラップ等となっていました。
また、新たな試みとして「プレイヤーズ・シート」というものが、3塁側B席後方に500席限定で開設され、来場時に「ボブルヘッド人形」と「応援ボード」がプレゼントされました。
ローソン限定での販売です。
「応援ボード」は表面に選手の写真がプリントしてあり、裏面が背番号となっています。
この裏面にはメッセージが書けるようになっており、試合途中(5回ウラ終了時、7回表終了時)に、「応援ボード」を掲げ、その選手にエールを送るようになっています。
その様子が、ドームのビジョンに映し出されるので、皆さん思い思いにアピールしておりました。
ちなみに、その際、通路にヴィーナスやツッピー、チャッピーが来て、一緒になってボードを掲げていました。
また、たまたまAKB48のイベントと重なった時には、そのメンバーも一緒になってボードを掲げてましたね。
この「プレイヤーズ・シート」の限定フィギュアなんですが、なんと後日一般販売されました。
仕様が一部変更になったとなってましたが、「プレイヤーズ・デー」に関する部分が削除されたくらいの違いです。
なんだか、騙まし討ちのような気がしてなりません。
最初から先行販売くらい書いておけばいいのに・・・
ちなみに、「プレイヤーズ・シート」は、ローソン限定販売だったため、G-Poのチケット購入ポイントは付きません。
球団が公式にイベントとして用意している席なのに、G-Poが付かないんです。
こういう所を見るに、前年までのファン・サービスから、ビジネスライクになったと感じ、残念に思いました。
興行なんだからビジネスをするのは当然なので、悪いことでは無いんですが、あからさま過ぎて違和感を感じたのです。
『前の年の方が良かったな・・・』というのが正直な所です。
ちなみに2009年のスケジュールはこちらです。
・4月24日(金):「阿部 慎之助」デー
・5月 7日(木):「小笠原 道大」デー
・5月 8日(金):「坂本 勇人」デー
・5月25日(月):「イ・スンヨプ」デー
・6月 8日(月):「ラミレス」デー
・6月17日(水):「内海 哲也・クルーン」デー
・6月26日(金):「越智 大祐・山口 鉄也」デー
・7月 1日(水):「鈴木 尚広・亀井 義行」デー
・7月 2日(木):「原 監督」デー
今年も「プレイヤーズ・デー」も昨年とほぼ同様です。
来場者プレゼントが、オリジナル・カードからプリッツ(後半はポッキー)に変わったくらいです。
しかし、このプリッツなんですが、勿体無くて食べられません。
賞味期限はたっぷりあるのですが、いい方法を考えます。
今年も「プレイヤーズ・シート」が開設されました。オリジナルTシャツ付きです。
これも一般販売されるんでしょうね・・・
今年は、更にビジネスに輪をかけて、選手プロデュースグッズが相次いで販売されました。
身に着けてる人が多くいますので、ひとまず成功と言った感じですかね。
なんだか統一感がなくて違和感を感じるのですが、選手個人のグッズとして考えれば、それぞれに個性を出さなければいけないから、こうなっちゃうのかなぁ?と言った感じです。
なんとなく「プレイヤーズ・デー」が物足りないんですよね。
選手を表舞台に立たせるのが無理なんだったら、選手を盛り上げるような工夫をすればいいのに。
例えば・・・
・試合前にその選手の活躍シーンをビジョンで流す。
・試合前や試合中に、「今日は僕のプレイヤーズ・デーです。がんばりますので応援してください!」とかいうメッセージを流して、観客に今日が「プレイヤーズ・デー」ということを認識させる。
・どこまで連係できるのかわかりませんが、応援団に協力してもらい、応援歌を優先的に使用する。
・東京ドーム内に選手ポスターを貼る。
こんな感じで扇動して、今日は特別な日なんだという、雰囲気作りをして欲しいなと思っています。
そうすれば、対象の選手が打席に立てば、拍手なんかも自然と起こるでしょうし、選手も気合が入ったりすると思うんですよね。
不振だった選手がそれをきっかけに浮上した!なんてことになれば、気持ちいいですよね。
「プレイヤーズ・デー」自体が形骸化している感じがあるので、もっと盛り上げるような工夫をして欲しいです。
とにかく、気付かない内にビジネスに利用されてた!って感じで、うまく騙してください。
そうすれば喜んで騙されちゃいますので!!
なんだか支離滅裂になってしまいました・・・