さて、十種の六(む)から続きです。
今一度【十種とチャクラ】の図をみてください👇
見やすいように、それぞれの漢数字の色は十種チャクラの色別にしてあります。
※なお、下図「十種の体に対応するチャクラ」のテキスト・画像を勝手に転載することは禁じます。使いたい方はコメントから私の許可を受けてください。神の御神威にかかわることですのでご理解ください。許可なく使った後に起きた事柄について責任を負いかねます。
十種の六番目の神器は少し詳しく書こうと思います。この部分が現代人にとって、七(な)に入れるか過去に戻るかのデットラインになるからです。
現代において、六(む)は非常に重要な場所です。ですので例題をあげて説明します。
六(む):千足る玉(ちたるたま)→胸
六は色では緑色です。胸にあたります。
六(む)のチャクラには、非常に厄介な発動作用があります。それは「ちたるたま」の初めの音「ち」に由来しています。
「ち」とは霊(ち)、または「血(ち)筋」と当ててみるとわかり易いでしょう。霊的作用を起こす場所です。
これは人の中にある無意識的な働きを司どる働きであり、親から貰う子の穢れの顕れなのです。
具体的に説明しましょう。
例えば、自分が親や上司であったとします。その子、あるいは部下の過ちを見て、懲らしめの感情が強まり、怒りを爆発させたことが度々あるでしょう。
もちろん教育という概念では叱る方のあなたは正しいと思っての上、その役割を果たしただけだと言うでしょう。
しかし子や部下が同じ過ちを繰り返してしまう内に、叱る方のあなたの感情は盛り上がり、ついにはとんでもない行動を起こしてしまうことになる可能性があることを知っておいて欲しいのです。
起こした後で後悔の念が湧き上がった時、その念を正当化する理屈をくっつけて、自分の意識していない部分の穢れから目を背けてしまうことの方が怖いのです。
これを受けた子や部下は、必ず将来、他者に受けた屈辱を返してしまうのです。人という生き物に避けられない感情、この部分が「六(む)」には含まれているのです。
人は常に理性を働かせて生きているわけではありません。無意識の感情の中に無理やり理性と常識で押し込んでカギをかけてしまっています。
そのカギを開け放つ時が無意識の中にあり、それはいつ起こるのか分かりません。
私たちはいつも自動車の自動運転やコンピューターのように、定められた一定のコースをたどる、一連の「慣れ」が記録されています。
その記録は、自分の生きて来た中で得たものもあれば、親や環境から受け継いだものもあります。こうした所作や思考が記録されたものを「御霊(みち)」といいます。
親には母と父が居ますが、特に見えない「霊:ち」は父親から頂くことを覚えておいてください。だから「父」のことを「ちち」と発音するのです。父親から頂く「ち」には見えない力が含まれています。
また、母親から赤ちゃんはお乳をもらい育ちます。このお乳も「ちち」といいます。この場合の母乳の「ち」は、血液を示します。
実際に母乳は母親の血液であり、病気に対する抵抗力もここに入っています。
ですから母親からもらう「ち」には、健康を保つための「ち」であり、肉体が病んだりして目で見える「ち」が含まれています。
見えない「ち」は中々意識出来ずらいのです。だからなのでしょう。父親という存在は重要なのです。
父親を子供の前で馬鹿にしたり、無視して居ない存在として扱えば必ず「六(む)」の穢れが子の方に発動します。意識的に抑えきれない感情が育ち、それは子供のうちだけではなく、大人になってからでも爆発するのです。
無意識とはある意味、「何も考えないで生きる」こと。そう、楽をすることなのです。これがいわゆる六にゴミが溜まるという意味なのです。
「縁はタイミング」などという言葉は私は否定します。そのタイミングが来るまで一生待つのでしょうか。
このタイミングの時という神に任せきりにするのは楽ですし、日々があっという間に過ぎ去っていくように感じてしまいますが、それは無意識の時間を過ごしたせいです。
しかし自動車もコンピューターも機械です。もしもトラブルが起こると、機械は防御動作が起こり、正しい部品や動きさえ敵だとみなして攻撃を始めます。つまり誤動作です。そしてついには壊れます。これが人の怒りの噴出システムなのです。
今の世の中、新型コロナが流行り、変異までしながらこの先行き劇的な変化が待っているかもしれません。
何も動かず任せきりにする人生を送っている人は、予定外、想定外の新しい状況には対応できません。
理性では抑えきれない時、御霊(みち)に溜まったゴミがいつか必ず発動します。無意識のままスイッチが突然入るので入ったことさえ本人にもわかりません。激しい懲らしめはその証しです。
これが日常的になった者のことを「ハタレ魔」といいます。
このゴミの暴走を止めるにはどうしたらいいのでしょう。対処法としていくつか挙げてみます。
1:明るい未来を想像する癖をつけること
善き未来をイメージして、自分や世間一般の価値判断を止めることです。人は誰でも同じではありません。何度も生まれては逝き、その繰り返しの中で価値観や性格もその人生の数だけ行ってきたのです。
だから誰にでも当てはまる価値観や判断基準などありません。
過去に痛い経験をしたとしても、未来は同じではないのです。同じようなことが起こると想像してしまえば、同じ結果を引き寄せてしまいます。
この先は分からない、分からないからワクワクなのです。
善き未来思考は、祈りと呼ばれているやり方です。祈りは過去の懺悔だけで終わらず、必ず先の夢や希望、目標を言いましょう。その祈りの言葉を実現するために動きましょう。
2:イメージトレーニングをする。静かに自分の心を見つめる時間を作ること。瞑想がお勧め
必ず空腹で行うことです。食べ物の執着は強い怒りを発動させます。断食まではやりすぎですが、空腹時に深いイメージに入りやすいのは確かです。
「無」になる瞑想とは少し違うかもしれません。もしも今度怒りが起こた時に自分がどうするのかをイメージします。なるべく意識してみるのです。
また、目の前に出て来た事柄は無理に消さないで、その事柄についてあえて意識してみてください。
私的には密教の瞑想のような「意識する」瞑想をお勧めします。
密教の瞑想法は、起きた念を「無」にすることは感情を押し殺すことであり、根本的な問題の解決にはならないとし、あえて意識する瞑想なのです。
3:前向きな言葉、思いやりのある言葉、労わりの言葉、感謝をたくさん使うこと
人に対しても自分に対しても、前向きになるようなポジティブな言葉を使うようにします。
例えば「あ~忙しい」という言葉は肉体的にもキツイ言葉として認識してしまいます。心が滅びるという意味なので完全にネガティブな言葉なのです。
「忙しい」という言葉をポジティブ言語に変えるとこうなります。
↓
「やることが多くてやりがいがあるな」
「仕事があることは健康で動けるということだ」
「充実しているなあ~」
クセになっているネガティブな言い方を意識して、ポジティブに言い替えることを訓練してみてください。
4:時間を意識して有意義に過ごし、感謝すること
時間を大切に出来る人は成功しています。
その一瞬一瞬を意識して感謝することです。この時間は奇跡的にあるのだから、今この瞬間も心臓も細胞も動いているのだから。
ただ何となく会社に行って戻って寝る一日を、この機会に変化させましょう
ONとOFFをしっかりつけることです。メリハリこそ意識的な生き方です。もしもダラダラして終わってしまった休日だったとしても、後悔は絶対にしないこと。
5:野菜や果物をたくさん採ること
『ほつまつたゑ』の時代には肉や魚などの生き物を食べると人なる道を忘れると書かれていますが、これは現代には当てはまらないのではないかと思います。
当時は肉の管理保存が出来ず、菌が体に入り込んだり原因不明で亡くなったりしたのではないかと想像します。
現代は管理も行き届いていますし、生き物は動物だけではないと思います。草木も貝も生きています。
私の考えですが、野菜を始めにたくさん食べてから好きな食材を食べるとかなり健康的だと思います。
しかしながら肉食に偏ると感情が荒くなるのは確かです。
ビーガン的な生活とは、肉や魚、卵を取らない生活だそうですが、普段からそういう生活に慣れていればいいのでしょうが、無理して脳が我慢すれば必ず反動が起こります。
年を取れば普通の人は、脂っこい食べ物は食べたくなくなります。
体って自然ですね消化能力に合わせて脳内も食べたいものを選ぶのでしょう
無理をせず、やれることを行えばいいと思います。
野菜はたくさん採りましょう
6:先祖供養をしっかり行うこと
先祖や前世での念が突然発動する怖さがあります。お亡くなりになった先祖や関係者の念、そして自分自身の前世での悔やみが含まれます。
この部位は自動運転的に突然発症するので、特に普段から父方だけではなく、母方もお忘れなく。
また、ご結婚されている方は、相手方の父方、母方の先祖供養も当然です。しっかり行ってください。
お坊さんの供養も良いのですが、毎日仏壇や神棚、あるいはそういうものが無い方はどこでもいいので、静かな時間に言葉に出して供養をしてください。
宗派は問いません。誠意を込めることです。お経でも祝詞でもOK。言葉を尽くせば念は伝わります。ご自分の関係者ですから。
こうして六に対応するパワーストーンは「クリソプレーズ」にしました。
この石は、明るい未来を想像するために未来のビジョンを示し、希望と明るさを与えてくれます。精神的にも安定させてくれるこの石は、見ているだけで癒されます。
七(な):道明し玉(みちあかしたま)→胸・へそ
七の色はオレンジ色です。それも光輝くような色。まるで太陽の日差しに反射した虹のような赤黄色からオレンジ色を表します。
道を明るく照らす「道明し玉」に相応しい石を探していたところ、一つだけ飛び込んで来たのが「オーロラクォーツ」でした。
しかも8ミリ玉という小さめな玉の中に、きれいなオーロラ色が入る玉は中々ないものですが、今回は一本だけありました
七のチャクラは「成就」という場所。種が芽生え、結果として現れる場所です。この場所が太陽のように明るければ安らぎと余裕が生まれます。
まさに「オーロラクォーツ」は水晶の生成中に鉄分などが浸透し結晶化した産物が色となって水晶中に残った芸術作品です。まさに結果を表す石に相応しい石でしょう。
八(や):をろち領布(をろちひれ)→両耳
八の色は紺色にあたります。
石はもちろん「ラピスラズリ」を使いました。
チャクラでは両耳です。
闇の声か天使の声かよく聞き分けて進めよ、という場所です。
人のうわさにも気を付けることです。真実は人のうわさの数だけあるのです。真実は本人しか知り得ません。
周りを気にせず、世間の目も気にせずに生きることは自分を守ることでもあります
魔の声から身を守るラピスラズリ、真実を見る力を強めるパワーの強い石、それがラピスラズリです。十種ブレスには最高級の濃紺の不純物がほとんど入っていない玉を選びました。
九(こ):はゝちしむ領布(ははちしむひれ)→足の裏・大地との接触面
九に相当する色は茶色です。
石は「タイガールチルクォーツ」を使用しました。
この足の裏にある九のチャクラは、大地に接触する面でもあります。
だからこそわからない、見えにくいのです。
大地にも存在する九の場所は、まさに土の色、差し込む太陽の光を表す「タイガーアイルチルクォーツ」が相応しいでしょう。
タイガーアイルチルを付けていると、ビジネス運、経済運を上げ、仕事のやる気にも繋がります
十(と):このは領布(このはひれ)→外(と)・外界(がいかい)
十の色は悩み所でした悩みに悩んだ末、石の方から夢に出現してくれたので理解出来ました
色は「宇宙色」だそうです。そう、どんな色でもOKです。しかし条件があり、「隕石」だそうです。
そこで今回の十種ブレスには「モルダバイト」を使いました。色としては緑色ですが、ガラス状ですので透明感が見えます。宇宙から来た隕石と地表の岩石がぶつかって出来た隕石由来の天然のガラスなのです。
十は体の外にあるチャクラです。神様に預ける感じですね。
ちょうど、丹田、おへその前10センチくらいにあります。
密教瞑想をして手の印を作るあたりにあります。
この十の場所に宇宙の創始者のお力を感じてください。
体の中の悪しきものをすべてこの部位の上に出す感じです。
預けて任せるのです。
十に預けたものは浄化され、清らかな空気が天頂部の「三:み」の場所から入り、「九:こ」に吸い込まれて循環します。
最近、人工ガラスの偽物が大量に出回っていますので、注意が必要です。
以上が十種チャクラの説明でした。
さて、いよいよ次回は十種ブレスに使用する石の写真をUPしたいと思います
お楽しみに