親が絵本を選ぶ時のポイント(読み聞かせ用の本選びではありません) | 絵本の世界

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幼児期に本嫌いになった私が、我が子はそうならないように関わるも入園後 読書の機会は激減。2023年、意図があって読書量を増やす試みを始め、見事に成功!本が大好きな子になりました♪
学びも多く、素敵な作品が多い絵本の魅力を伝えていきたい。

10月も中頃となり、うちの地域の学校では発表会の練習も始まっているようです。

今年は2年生全体で一つの劇を披露するため、約100人が集まっての練習。
ただでさ大人数が苦手なHSCにとっては、全体練習も大変だろうと思います。
娘はいつも疲れから体調を崩すので、今後はいつも以上に気を配っていかないと!と、母としてはドキドキです。


集団生活が始まって以来、絵本を読む時間は減ってしまいましたが、小1の冬ごろから少しずつ本を読む機会が増えてきました。
それは、学校で借りた絵本が面白くて図書室の時間が楽しみになったと言う事がきっかけです。
先生も図書室の絵本を借りて読んでくださっていたので、面白い本を見つけやすかったという事もあります。

今まで利用する事など無いに等しかった図書館も、夏休みや春休みにたまに出かけ、再び絵本の楽しさを感じるようになっていました。

そして2年生。
担任の先生が変わり、図鑑、絵本、5〜10分程度で読める本は貸し出しを認めない。
このように指導をされたらしく、図書室の時間が面白く無くなってしまいました。
初めの頃は、それでも何かしら借りて読んでいましたが、次第に…

図書室の時間なんてなくていい!

図書室に行ってもする事がなくて暇。

本は読まずに返す!

と、苦痛さを訴えてくるようになりました。



図書室の時間が
面白くなくなった理由


①読むものが制限されて、読みたい本がない
(絵本コーナーに行っては行けない雰囲気らしい)

②図書室内で、絵本、科学のように分類、表示されているものの、どこに自分の興味のある系統の本があるのかが分からない
(自分がどういう本を読みたいのかも、絵を見たりしないとピンとこない)

③低学年向けの本がどれか分からない
(どこにあるのか分からない)


因みに私が小学生の頃は、小学校の図書室に絵本なんて無かったように思います。
上記③の理由で図書室の面白さが全く分からず、でも何か借りなくてはならなくて借りるが…。結局読まないまま返していた記憶があります。
手に取って見るものどれも、小さな文字の漢字だらけだった記憶あり💦

要は、選び方が分からない、自分に適した本の場所が分からないからつまらなかったのです。
娘の場合は、今まで楽しく読んでいた絵本と図鑑が禁止された事で、さらに不満とつまらなさが増したのです。



私は今年に入って、意図があって子どもの読書量を増やす努力をしていました。
順調に進んでいましたが、このままでは本そのものが嫌いになってしまうと感じたので、私が図書館で絵本を借りてくる事にしました。
(HSCのため帰宅後は疲れており、子どもは出かける元気がありません。
土日も学校疲れから、外出したくない日が多いです。)

1年生の時に借りていた作者の絵本、保育士時代に人気のあった絵本、娘が好きそうな内容など、私の判断で借ります。

この時のポイントは、
娘が好んで読む作者様以外の本の場合、
文字が大きめである事

②1ページに書かれている文字数が多すぎない事

・・・読み切るのに時間がかかりすぎないもの

年齢的に、0、1、2歳向けの本は面白いと感じなくなっているので、
乳児用の絵本は選ばない事

ストーリーがある方が面白いようです。


気をつけていた事はこれだけです。
文字の小さいもの、挿絵の少ないものは、本を読み慣れていない子にとっては苦手意識を持ってしまい、読みたい気持ちが冷めてしまうからです。

小学生であっても、普段どんな本を読んでいるのか、どのぐらい読むのかによって、その子が自力で読めるものは変わってきますので、読書初心者のような娘にとっては幼児向け(3歳以上〜)の絵本が適していました。



こうして、長期休暇以外も絵本を読む習慣を持つようになったことで、変化が出てきました。

この変化については、また次回書いていきます。