貯槽
底排出貯槽はバンカーともいい、汚泥などの粉体などをダンプなどに積むために、回転して左右に開く排出扉を、槽の底に設けた角形貯槽である。
シリンダの行程sは、①式で求める。
s=2rsin(0.5(α+β)) ①
α=sin^-1(0.5(a-c)/r) ②
β=tan^-1(0.5c/r) ③
シリンダ1個が必要とする力F=0.5∱aρabhgμ/cos(90°-α-γ) ④
∱a:シリンダの余裕係数(1.5~2)
a:排出口の幅[m]
c:排出扉の軸受の芯間距離[m]
h:粉体の高さ[m]
s:シリンダの行程[m]
β:ゲート中心側の軸心からの角度[°]
α:ゲート外側の軸心からの角度[°]
μ:排出扉と粉体の摩擦係数
b:排出口の長さ[m]
F:シリンダ1個が必要とする力[kN]
g:重力加速度[m/s^2]
r:排出扉の回転半径[m]
γ:排出扉閉の時のシリンダ傾斜角[°]
ρ:粉体の嵩密度[t/m^3]