引き続き、頂いたご質問にお答えしたいと思います。
Q5. オリンピックの後、東京の不動産は下がりますか?
A5. 結論はそんなに下がらないと思います。
なぜなら物の値段というのは需給で決まります。
不動産も例外ではないからです。
①現在東京都の人口は1395万人ですが、昨年は9.5万人もの人口が増え、人口は15年先までこのペースで増え続けると予想されています。
②今はパニックになって皆さん冷静ではありませんが、オリンピックを経て将来的に観光客が増える事は確実です。
③地方の人口が減れば、大学や企業などが撤退して税収が無くなって、次にインフラが厳しくなっていくので、より都心に人が集まり易くなります。
④金融緩和は当面続けざるを得ず、中期的にマーケットが崩れる事が考えづらい状況となっています。
ここからは少しだけポジショントークになりますが、世帯数で見ると、東京は702万世帯に対して約340万世帯が単身世帯で、118万世帯が夫婦のみ世帯となっています。
つまり、僕達が展開している単身者や夫婦のみ世帯へ向けたマンションは、全体の3分の2を占めるマジョリティの市場なのです。
また、こうした不景気の時期は、逆に家賃が安い方へお客様が流れて行き、稼働率も更に上がります。そして、需給の逼迫から家賃も下がりません。
12年前のリーマンショックの時に僕達が学んだのは、「需要が増える不動産に投資をする」という、シンプルな法則だったのです。