今月は大井町と浅草に2棟のマンションが完成しました。
施主として、完成後には竣工検査を行い、1つ1つ、目視で確認をして修正箇所を見つけていく作業をします。
社員達とゼネコンの皆様が検査をして頂いた後、最後に僕が全ての部屋を一つ一つ、現場所長さんと一緒に確認をしました。
正直に言って、全ての部屋を一人で確認したのは初めてだったのですが、先日ある想いに駆られたのがきっかけでした。
我々にとってはこれまで販売して来た10,000戸のうちの1戸であっても、お客様にとっては一生に一度の買い物なるかも知れない。
全ての部屋を隈なく見て、触れて、感じて、お客様に寄り添ったモノづくりをしなければならない。
そんな想いで竣工検査を全てやってみる事にしたのですが、何時間も建物と向き合い、黙々とミスを見つける作業というのはなかなか根気が要ります。
丁寧な仕上がりに感謝をしつつ、1つ1つを見ていると、会社とはいかにチームで戦う事が大事かを改めて思い知らされました。
気が付けば陽も暮れて夕闇が掛かる時間でしたが、外に出ると偶然にも建物管理の部長と課長が来ていました。
みんなが集まって自然と輪が出来たので
「今検査を全て終えたんだけど、うちのマンションって本当にいいよね」と呟きました。
言って直ぐ、こういう時は感謝とかを伝えるべきだったかなと周りを見渡すと、社員みんなが無邪気な子供を見るような目で僕を見るので、少し恥ずかしくなりました笑
三井さん、北原さん、長澤さん、栗林さん、鉄岩所長、現場に来てくれたみんな、ありがとう。