我々の勉強会に菅官房長官が来て下さいました。
長官とのご縁を頂いたのは、少人数の勉強会にて私が分をわきまえずに行政の無駄や経済政策について熱く語った時からでした。
当日先輩からも話し過ぎだとお叱りを受け、反省の弁を書いて手紙をお送りしました。すると、数日後に会社に直接お電話を頂いたのです。
「手紙を読みました。一度話を聞いてみたい」
長官の言葉に胸を熱くしつつ、私のような若輩者にお気遣いを頂けた事に感謝の念に堪えません。
また、ここまで日本経済を再生して頂いた事にも感謝していますが、次の世代を担う我々の世代はアベノミクスの余韻に浸っている暇はありません。
2020 8.10 オリンピック後の日本をどう我々が考えて行くのか?人口減少社会にどう立ち向かうのか?
実は人口とGDPには何の相関関係も無いことは証明されているのですが、残念ながら国内では感傷的で後ろ向きな議論ばかりが目立ちます。
最近マニラを訪問した時、とある政治家の方から言われた言葉が今も胸に刻まれています。
「ここまで素晴らしい国なのに、こんなに幸福度が薄い人達を見た事がない。それは悲劇でもあり、日本を目指して来た私達にとっても非常に残念な事だ。」
胸打たれると同時に、まだまだ我が国にはとてつもない可能性と資源が秘められていると気付かされたのは、この時でした。
私は日本の底力を信じています。