いつからだろうか、体調の異変もあり、接待でも二次会には滅多に行かなくなりました。

それが一次会の充実に繋がり、会食の質を高めていく結果に繋がったと考えています。

少し前の話ですが
一次会終わりに私は取引先の役員の方へ生まれ年のワインを用意し、お互い朝も早いのでと帰宅の途に着きました。

それから半年ほど経過したある日、その取引先の役員の方からお電話を頂きました。

「あの時、杉本君に頂いたワインを妻との結婚記念日に空けさせてもらいました。本当に美味しくて、50年以上時を経て熟成したワインがこんな凄いとは思いも寄らなかったです。感動しました」

私の想いが届いてくれたんだと、喜びを噛みしめた瞬間です。

この一本が、会社の運命を変える可能性もある。私はいつもそう念じながら、会食用のワインに想いを致します。

もしかしたら、相手はそんなに重要な会食だとは思っていないかも知れない。でもそれで良い。貴重な夜の時間を頂いた事への感謝の気持ちが、いつか伝われば良いのです。

私の接待の流儀は、お店選びに妥協をしない事。そしてワイン選びに妥協をしない事。最後に相手への想像力を忘れない事です。

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写真は接待と言うより、気の置けない仲間や先輩との会食でした笑