先週、我がグループに60名を超える新入社員を迎えました。

訓示はほぼ毎年同じ事を言っているのですが


以下社内向けメッセージとしてお聞き流し下さい


私も含め、我々のような知名度の低いベンチャー企業に就職をする人は

基本的に変わり者か、学歴社会においては負け組だった人のどちらかだと推測出来ます。


しかし、社会人になったらその学歴社会においての負けを取り戻す方法が一つあります。

それは、圧倒的な努力をして仕事で伸し上がり、仲間と共にその会社を大きくするということです。


社会人になれば学歴のアドバンテージは努力次第でどうにでもなるのだと

私自身の経験則からも痛感しています。


私は高校を卒業してから当時社員70名ほどの不動産会社に就職をしました。

そこから無我夢中に働き、圧倒的な努力をして営業トップの成績を取り、22歳で課長になりました。


24歳の時営業で足かけ3年間トップを取り、起業をしました。

28歳の時、不動産業界最短、最年少で上場をして100億円近い資産を手にしました。


しかし、人生とはそう上手くはいかないもので、31歳の時にリーマンショックの影響もあり400億円近い負債を抱え経営破綻、民事再生を経験しました。


32歳の時、私は再びゼロから、いやマイナスから会社をスタートしました。

社員数4名、五反田の雑居ビルでコピー用紙に会社名をマジックで殴り書きし、セロテープでドアに張り付けたのをよく覚えています。


あれから5年が経ちました。

今や社員数は300人を超え、今期売り上げは200億円に迫ります。


再起業した当時、周りからはボロクソに言われました。

復活なんて出来るわけが無いと、冷淡に足蹴にされた取引先もありました。


周りにご迷惑もお掛けしましたので、自業自得とはいえ、辛く苦しい道のりでした。

しかし、結果を出すことで周囲の見方も大きく変わり、世界は一変しました。


人生には遅すぎる事も、早過ぎる事も無いと思います。

要は今をいかに生きるかです。努力は裏切りません。

いや、たまに裏切ることもありますが過度の悲観は禁物です。人生は逆転可能だからです。


ここまであっという間の5年でしたが、この次の5年は更に素晴らしい成長を遂げる5年にしたいと思います。その新しい歴史を共に作るのは皆さんです。


我々なら出来ます。

お客様、家族、社会に誇れる企業グループへ、直向きに積み上げていきましょう。