後藤さん、湯川さんの痛ましい事件以来、イスラム国の問題がニュースで頻繁に取り上げられるようになりました。日本国民として強い憤りを感じる一方、自身の無力さと、日本国民として他国に依存せざるを得ない現状に情けなさを感じます。


これがアメリカならば即報復となり、国民はいくばくかの溜飲を下げるのでしょう。

だからと言って、武力に訴え報復攻撃に出ることが正しいとは思えません。

平和国家として世界に類を見ない憲法9条を持ち、70年間戦争をしていない日本国は素晴らしい国です。


しかし、一方でこうした拉致問題や領土問題などが出るたびに、アメリカの抑止力に頼らざるを得ない国家のもどかしさを感じるのも事実であり、複雑な想いにかられます。


今年日本は戦後70年を迎え、様々な制度上の疲弊が起きており、新しい日本国としての道を歩む節目を迎えたのではないかと感じます。


減少する人口、悪化する財政、膨らむ社会保障費、減っていく年金、低成長の経済。

我々世代は特にこの20数年、日本の悪い面ばかりを見せられ続けてきた気がします。


しかし、悲観して嘆いているだけでは何も始まりません。

何かを変えるために声を上げ続け、行動し、今自分が、ここから少しづつでも前進しなければなりません。

そして日本を導いてくれた先輩方に、堂々と言いたいです。

「日本は我々に任せて下さい」と。大袈裟で少々気恥ずかしいですが、それくらいの気概を持って日本という国、自身の会社、社会とも向き合っていけたらと思っています。


安倍総理は先日の施政方針演説で言っています。

「日本は変えられる。全ては私達日本人の意志と行動に掛っています」


私の会社も再起業した時はたった5人でしたが、共感共鳴してくれる仲間が10人になり、100人になり、春には300人を超えます。それぞれの想いを胸に、私も今出来る事を一生懸命に真摯にやり続けたいと思います。




ダイヤモンド社のシリーズ企画でドリコム内藤社長と対談致しました。

ご興味あれば是非。

http://diamond.jp/articles/-/65989?page=3



次回はT&G野尻会長です。