楽天球団立花社長と対談を致しました。

堀江さん、藤田さんとの対談に引き続き、拙著で書けなかった裏話もしています。



ご興味ある方はぜひ
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141105-00061170-diamond-nb


話は変わりますが

10月31日に日本銀行が追加金融緩和に踏み切りました。
これを受け東京、N.Y、ロンドンなど世界のマーケットは軒並み上昇。
黒田日銀の決断が世界に影響を与えた結果となりました。


しかし、経済ニュースを見渡すと、これを「黒田総裁の賭け」「事実上の財政ファイナンス」「日銀2%の呪縛」など、懐疑的な論調も目立ちます。


確かに、どの指摘も的を得ていると思いますが、批判的などの論調にも解決策が無いのは無責任に思えます。批評をするのが無難なポジションを確保出来るのは世の常ですが、当事者目線で視ると、実は今の日本に其れ程多くの時間と選択肢が残されているとは思えません。


2%の物価上昇目標達成の為に「何でもやる」と言って除けた黒田総裁の強い決意と信念を感じる一方、GPIFのポートフォリオ変更による、国債購入減少分を補う効果もある今回の追加緩和策に、黒田日銀の深謀遠慮が見え隠れします。


「まずはデフレ脱却」の旗印の元、政府、日銀、GPIFが連動した乾坤一擲の経済政策を、後の歴史がどう評価をするのか?財政再建と成長戦略の二兎を追う安倍政権はいよいよ難しい舵取りを迫られています。


金融情勢の影響をダイレクトに受ける我々は、この転換点を冷静に俯瞰して見極め、慎重な舵取りをしなくてはなりません。6年後に日本で市場シェアNo.1という大きい目標を掲げましたが、売上目標よりもお客様から評価を頂く為に何をするかが我々の存在価値を高めてくれると考えています。


我々が作った建物は100年地図に残るものです。家族に誇れる会社を創るために、愚直に真っ直ぐに我々の理念と行動指針を信じ、言い続け、やり続けなくてはなりません。