「IQ246~華麗なる事件簿~」を考察する【その8】 | サト_fleetの港

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ブログで取り上げる話題はノンセクションです。
広く浅く、幅広いジャンルから、その時々に感じたことを “おとなの絵日記” のように綴っていきます。


和藤奏子巡査、いや 土屋太鳳さん。


すべては、あの “赤坂マラソン” の日の

あなたの

命がけの番宣から始まった。
あなたは、いつも 全力だ。

猪突猛進の和藤奏子は、あなた自身だった。

だから、奏子がスナイパーに撃たれる場面は、正視に耐えなかった。

   


 

バカヤロー!
射撃 ヘタクソ!
スナイパー 辞めろ!(今市種子 談)

い、いかん、取り乱してしまった・・・。



しかし、
撃たれた時に言うセリフが、

「特上カルビ 食べたかった・・・」

とは、

奏子らしい といえば、奏子らしい・・・。


撃たれた時のセリフといえば、

私は、やっぱり『太陽にほえろ!』の あの場面を思い浮かべてしまう。



「なんじゃ こりゃあ」

これは、

『太陽にほえろ!』第111回 (1974年8月) で、

松田優作さん演じる “ジーパン刑事” こと柴田刑事が、撃たれて殉職するシーンで発する あまりにも有名なセリフである。


以来、このセリフは、ドラマやバラエティー番組などで、数え切れないほどパロディーにされてきた。

比較的最近では、NHK・BSの推理ドラマ『ハードナッツ』(2013年 河合勇人、橋本光二郎 監督) で、


ヒロイン役の橋本愛さんが、高良健吾さん演じる刑事に待たされて、ボソボソ独り言を言うシーンで使われているのを観たことがある。



ちなみに、

『太陽にほえろ!』で松田優作さんが演じた柴田刑事のフルネームは、柴田 純。

これは、マリア・T役の中谷美紀さんが『ケイゾク』で演じていた刑事と同姓同名である。


※『太陽にほえろ!』(1972-1986年 日テレ) 

の柴田刑事 (松田優作さん)


※『ケイゾク』(1999年 TBS)

の柴田刑事 (中谷美紀さん)



これは『ケイゾク』の柴田が『太陽にほえろ!』の柴田刑事のオマージュであるといわれている。


ここで、

『太陽にほえろ!』で “ジーパン” 柴田刑事が活躍するシーンに、よく流れていた彼のテーマ曲をお聴きいただこう。




さて、話を『IQ246』に戻して、

ついに訪れた 沙羅駆とマリア・Tの最終対決!



毒薬の入ったものと無害のものが混じったピルの中から、互いに一粒ずつ飲んでいく、
ロシアンルーレット方式。

※映画『ディアハンター』(1978年 アメリカ)

で、ロシアンルーレットは有名になった。

(写真は クリストファー・ウォーケン)



途中、
「あきらめれば 未来は終わる。必要なのは、あきらめずに考え続けること」
と言う沙羅駆に、マリア・Tが言う。


「凡人がいくら考えてもムダだわ


それに対して 沙羅駆は、


「凡人の一歩は小さな一歩かもしれないが、前を向く一歩であれば それでいい」

・・・



     

   







法門寺沙羅駆は かく語りき


また、つまらぬブログを書いてしまった。



・・・・・・


【あとがき】

ということで…

ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』

ともに歩んできた (勝手に、ですが) このブログシリーズも今回で終了です。


お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

そして、TBSの関係者の皆さま、
画像を勝手に使うなどしまして、たいへん申し訳ございませんでした。
お詫び申し上げます。

実は、
私も『IQ246』に2回ほど ボランティアエキストラで参加させていただいております。
無銭飲食した分を厨房で働いて償ったような感じで (足りないでしょうが)、
お許しいただければと思います。



ご一緒させていただいたキャストの皆さま、スタッフの皆さま、
本当にお世話になりました!


  おわり