1925年、パリ万国博覧会。
またの名をアール・デコ博覧会。
この時に出品された装飾芸術作品はエジプト、アフリカ、アステカ、アジアそして日本の装飾が取り入れられ、幾何学模様を使いかつグラマラスに表現されている。
“ART DECO”
著者 Judith Miller
240ページ
これはまだこの本のたった入り口。
深く掘り下げられたたアール・デコの世界が、家具、陶器、ガラス、シルバー&金属製品、彫像、ポスター、そして織物のカテゴリーに分類され詳しく奥の奥まで書かれています。
作者はアンティーク界のカリスマであり、いくつものベストセラーを生み出し続けるジュディス・ミラー。
そんな彼女が知り尽くしたアール・デコの世界。
このクリスマス、私の大好きが網羅されたそんな1冊を旦那さんからプレゼントに頂きました。
その中にあったランプのお話を読んでふと思い出す。
そう言えば数ヶ月前、我が家から旅立ったこのランプの事。
スリップシェード ウォールランプ
シェード: ガラス
フレーム: メタル
1920年代-1930年代
高さ 約23㎝ × 幅 約16.5㎝
これぞ正にアール・デコ。
その定義がこのランプにギュッと凝縮されていました。
その定義とは、ランプシェードはシンプルかつ幾何学模様。
光が入った時に美しく浮き上がる為に施されたエッチングガラス。
そのデザインは花などが定型化されている。
ランプのフレームは真鍮、または真鍮より劣る亜鉛合金。
このランプは教科書通り。
スリップシェイドと呼ばれるこのウォールランプ。
その名の通りガラスのシェードをフレームに滑り込ませて設置するの。
美しかったこのランプ。
全部で3つあったんだけど、1つはテネシー州へ、2つはアリゾナ州へと旅立ちました。
皆んな大切にしてもらってるかな。
スリップシェード ウォールランプ
メタルフレームのみ
1920年代-1930年代
高さ 約33㎝ × 幅 約16.5㎝
そうそう、こんなアール・デコのフレームも旅立ちました。
こちらもスリップシェードランプ、でもフレームだけね。
ガラスは見つけた時から無かったんだけど、もう一目惚れ。
状態が悪くたってこの厳つい姿、カッコいい。
こちらはアラバマ州にお住いの方に貰われて行きました。
さてさて、クリスマスとお正月。
この2週間はスワップミートがお休み。
プレゼントしてもらったアール・デコの本や、インテリア雑誌を見て週末は過ごしています。
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