アール・デコに魅せられて | レトロ カリフォルニア

レトロ カリフォルニア

1997年に渡米
南カリフォルニアはオレンジ郡で主人と二人暮しています。
毎週末、近くのスワップミートに出向くのが私たちの習慣。
そこで見つけてくる、古くて心にビビッとくる生活雑貨や小物、
食器などをコレクションしたり販売したりしています。

1925年、パリ万国博覧会。


またの名をアール・デコ博覧会。


この時に出品された装飾芸術作品はエジプト、アフリカ、アステカ、アジアそして日本の装飾が取り入れられ、幾何学模様を使いかつグラマラスに表現されている。


“ART DECO”

著者 Judith Miller

240ページ


これはまだこの本のたった入り口。


深く掘り下げられたたアール・デコの世界が、家具、陶器、ガラス、シルバー&金属製品、彫像、ポスター、そして織物のカテゴリーに分類され詳しく奥の奥まで書かれています。


作者はアンティーク界のカリスマであり、いくつものベストセラーを生み出し続けるジュディス・ミラー。


そんな彼女が知り尽くしたアール・デコの世界。


このクリスマス、私の大好きが網羅されたそんな1冊を旦那さんからプレゼントに頂きました。


その中にあったランプのお話を読んでふと思い出す。


そう言えば数ヶ月前、我が家から旅立ったこのランプの事。


スリップシェード ウォールランプ

シェード: ガラス

フレーム: メタル

1920年代-1930年代

高さ 約23㎝ × 幅 約16.5㎝


これぞ正にアール・デコ。


その定義がこのランプにギュッと凝縮されていました。


その定義とは、ランプシェードはシンプルかつ幾何学模様。


光が入った時に美しく浮き上がる為に施されたエッチングガラス。


そのデザインは花などが定型化されている。


ランプのフレームは真鍮、または真鍮より劣る亜鉛合金。


このランプは教科書通り。

 


スリップシェイドと呼ばれるこのウォールランプ。


その名の通りガラスのシェードをフレームに滑り込ませて設置するの。


美しかったこのランプ。


全部で3つあったんだけど、1つはテネシー州へ、2つはアリゾナ州へと旅立ちました。


皆んな大切にしてもらってるかな。

 

スリップシェード ウォールランプ

メタルフレームのみ

1920年代-1930年代

高さ 約33㎝ × 幅 約16.5㎝


そうそう、こんなアール・デコのフレームも旅立ちました。


こちらもスリップシェードランプ、でもフレームだけね。


ガラスは見つけた時から無かったんだけど、もう一目惚れ。


状態が悪くたってこの厳つい姿、カッコいい。


こちらはアラバマ州にお住いの方に貰われて行きました。



さてさて、クリスマスとお正月。


この2週間はスワップミートがお休み。


プレゼントしてもらったアール・デコの本や、インテリア雑誌を見て週末は過ごしています。


皆さま、2017年いつもイイね!やコメントを頂き本当にありがとうございました。


そしてアメブロ以外から立ち寄ってくれる皆さま、いつもアクセス数に励まされています。


2018年心も新たにまた、スワップミートより多くの物たちをご紹介出来るように頑張っていきます!


☆*:.。. それでは皆さま

           良いお年をお迎えください.。.:*☆