2025年春夏シーズンは、インスピレーション溢れるコレクションで幕を閉じた。以下では、この秋冬シーズンに確実に残る、アパレル、アクセサリー、ビューティのストリート・スタイルのトップトレンドを紹介しよう。

 

 

1. Bag Charms

バッグのチャームは、コペンハーゲンからニューヨークまで顕著なトレンドであり、検索数は前年比+336%であった。バッグにはいくつかのチャームが付けられ、ファッション愛好家がコーチやパーカー・サッチなどのアイテムでハンドバッグをチャームアップしたいと熱望していることから、インターネット上で急速に現象化している。

 

2. Tartan

24年秋冬のランウェイで大流行したタータンチェックは、世界各地のストリートで存在感を示した。パンクなスカート、ロングコート、そしてぶつかり合いながらも新鮮に感じられる色とのレイヤリングなど、新しい方法でタータンチェックが着られていた。このトレンドは前年比+31%で、ラグジュアリー市場で最も飽和している。

 

3. Sporty

Off-WhiteやDiorに見られるように、スポーティなルックが今、エレガントなひねりを加えて流行している。トラックスーツ、モトジャケット、スニーカー、ベースボールキャップなど、スポーティなアイテムは前年比+81%。

 

4. Layering

今シーズンはレイヤードスタイルが鍵で、特にシアーを使ったレイヤードスタイルが注目された。スカートとのレイヤードは昨年より13%増加した。また、パリでは、コートやドレスの上にニットを重ねるレイヤリングの技を披露した。

 

5. Hats and Headwear

帽子やヘッドウェアは今月のファッションに欠かせないアイテムだった。60年代を彷彿とさせるヘッドスカーフ(前年比30%増)、ベースボールキャップ(前年比6%増)、ビーニー(前年比6%増)、ニュースボーイキャップ(前年比13%増)-シャネルに感謝-が各都市で見られた。

 

6. Leopard Print

ネットで人気のトレンド、レオパード柄(前年比112%増)がミラノとパリのストリートにも登場した。帽子、靴、ハンドバッグなどのレオパード・アクセサリーを目にする一方で、プリント・パンツ、ドレス、ロング・コートなど、レオパード・フルルックを選ぶ人もいた。このトレンドは単なるソーシャルメディアのマイクロトレンドではなく、今後も続くと言っていいだろう。

 

7. Statement Socks

スニーカー、フラットシューズ、キトンヒールに合わせたステートメントソックスは、全体的に見られた重要なトレンドだった。昨年と比べ検索数が+403%増加した、鮮やかな色のシアーを使った背の高いステートメントソックスは、それぞれのルックを格上げした。スクールガール風というよりは、フェミニンでシックな印象が強かった。

 

8. Flats

 

9. Tall Boots

秋シーズンらしく、トールブーツ(前年比22%増)が世界各地で登場した。主に黒のレザーブーツが様々なルックに合わせられ、その多くはグッチの24年秋冬コレクションにインスパイアされたヒールのあるポインテッドトゥやライディングブーツだった。

 

10. Flipped Hair

60年代の美学は、レディースウェアだけでなく、ビューティールックにも浸透している。今月のファッション月間で目立ったヘアスタイルは「フリップ・アウト・ヘア」で、検索数は前年比+2%。このスタイルはストリートだけでなく、キャロライナ・ヘレラのようなショーでも多く見られた。

 

11. Flushed Cheeks

チークはビューティ界に旋風を巻き起こしたが、今シーズンは大胆なチークルックではなく、ストリートスタイルでは頬を紅潮させたり、「ボーイフレンド・チーク 」を選んだりするのが目立った。頬を紅潮させるルックは、モーヴのような色合いの、より繊細な色素のコスメを使って、昨年より40%アップしている。

 

12. Bold Lip Liner

昨年と同様、大胆なリップライナーは、ビューティ界で依然としてステートメントを作るトレンドである。検索数は前年比+45%で、深みのある赤やブラウンの大胆なリップライナーは、ロンドンからミラノまで、唇に注目を集めた。

 

 

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