和食の定番とも言える親子丼。
家で作ることも、外食することもある
メニューではないでしょうか。
私の体験レッスンでも、
馴染みのある親子丼をテーマにしています♪
「作ったことはあるけど美味しく作りたい!」
「もっと簡単に時短で作りたい!」
「よく家で作る料理の栄養面を知りたい!」
という方が多いからです。
飲食店だとよく、
名古屋コーチンの親子丼★
半熟卵のせ!絶品親子丼★
と鶏の銘柄を入れたり、形容詞をつけたりと
様々な謳い文句があって
どれも美味しそうに感じますよね!
ただ・・
飲食店の親子丼は
1人前につき卵を2個以上使っている
お店がほとんど…!
そんなに卵をたっぷり使っているなんて
【コレステロール】が気になる!!
と思われた方いらっしゃいませんか?
きっと健康に気を使われている方ではないでしょうか?
かくゆう私もすごく気にしていました!!
大学の授業で
「卵を食べると
血中コレステロールが多くなり、
心筋梗塞などのリスクを高めるので、
1日1個までが良いでしょう」
と約7年前に習ってから、
「卵は1日1個まで」と律儀に守っていました。
※ここでは日本人が日常で食べている鶏卵を卵と呼びます。
自宅で作る時も卵1個で
半熟にしていかに美味しく作るか
何度も試行錯誤を重ねていました。
しかし・・
近年の研究で、
卵とコレステロールの関係について、
別の考え方が有力、
と言われるようになりました!!
“ 卵の摂取量は1日1個〜1個半でも、
心筋梗塞への発症率は変わらないのではないか “
※出典1
と言う内容です。
卵を食べる際に、
神経質になりすぎなくて良いのは嬉しいですよね♪
また、1日何個まで摂取して良いのかは、
どのくらいの確からしさで
心筋梗塞を予防したいかによるそうなので、
自己管理の上で1日2個でも問題なさそうです。
このように考えられる理由としては、
下記のような説明があります。
「卵のような高コレステロール食品を食べると
血清コレステロールが上がる」と考えられてきましたが、
高コレステロール食品の摂取以外にも、
喫煙や高血圧、肥満、運動不足など
血清コレステロールが上がる原因があり、
実は、高コレステロール食品を食べることだけが
血清コレステロールを上げる原因になるわけではない、
ということが明らかになったのです。
つまり、
食事性コレステロール=血清コレステロール
という考え方が、
食事性コレステロール≠血清コレステロール
に変わったのです。
※出典1
今回のように、
日々栄養学の知識は研究により更新されていきます。
最新の正しい情報をお届けできるように、
常にアンテナを張って発信していきますね^^
【出典】
※1:佐々木 敏 『データ栄養学のすすめ』
女子栄養大学出版部(2018年)P36〜P45
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うまッ!はやッ!ヘルシーッ!
1アイディアのあるスタイリッシュな和食で
毎日の食卓に幸せをお届けできますように。
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