化学反応式の作り方 | ボケのブログ

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おまたせしましたあせる


化学反応式についての説明ですw


まず,やらなければならないことは


①基本的な原子記号(元素記号とも呼ばれています)を覚えること。



次に

②化学式を覚えること。



もし,①,②を覚えていなかったり,よくわからないようだったら

別に説明するので質問してください^^



では

化学反応式についてです。




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化学反応式は化合や分解などで物質が変化する様子を表す式です。

ですから,「何と何を合わせたらどうなるか。」ということを覚えることも大切です。

基本形を確認しましょう。


レベル1
①鉄と硫黄の粉末を混ぜて熱したら硫化鉄になる式です。

②炭素(木炭)を燃やしたら,二酸化炭素が発生するという式です。

③(まだやってないかもしれませんが)酸化銅に水素を加えて熱したら,

  酸化銅が銅に戻り,水が発生するという式です。


わかりましたか?

係数の2が無くて,変だな~と思ったかもしれませんが

このように係数がない式もあるのです。


次に,係数が出てくる式を学習します。

まず,簡単な問題を解きましょう。


例えば,3H2という式があったとします


問1 酸素原子は何個あるでしょう。

問2 水素原子は何個あるでしょう。

問3 水分子は何個あるでしょう。



イメージはダウンこんな感じです。


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係数の3は水分子のまとまりが3組あることを表し,

水素の後ろの小さな2は1つの水分子に水素が2個くっついていることを表しています。


ですから,問題の答えは,問1:3個, 問2:6個, 問3:3個 です。


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レベル2

④⑤⑥全てにいえるのは,まず必ず係数は考えずに化学式を正しく並べることです。


  ④だけ説明が長くなるけど,頑張って読んでね><


④マグネシウムを燃やすと酸素と結びつき,酸化マグネシウムができます。

 ※のように式を作ります。このとき両辺を比べると,

 左辺には酸素が2個,右辺には酸素が1個で釣り合っていません。

 そこで,2行目のようにMgOの前に係数2を書いて酸素が2個になるようにします。

 MgOという書き方はできません。

 それと,もう一つ。係数をつけることでマグネシウムが増えるじゃんという人がいるのですが

 化学反応式を作るときに大事なのは,足りないものの数をそろえることで,

 とりあえず,マグネシウムの事なんてどうでもいいのです^^(←ひでぇ)

 しかし,このままでは右辺のマグネシウムの数が多いままですから

 左辺のMgに係数2を書きます。

 これで,両辺の数が合ったからできあがりです。


⑤酸化銅と炭素を混ぜて熱したら,酸化銅が銅に戻り二酸化炭素が発生します。

 化学式を並べたら,左辺の酸素の数が足りないので,左辺のCuOに係数2をつけます

 このとき銅も1個増えてしまい,右辺の銅がたりないので,右辺のCuに2をつけます。

 

⑥水を電気分解すると水素と酸素に分解されます。

 化学式を並べたら,左辺の酸素が足りないのでHOの前に2を書きます。

 このとき,右辺の水素が2個なのに対し,左辺の水素は4個になってしまいます。

 そこで,右辺のHの前に2を書いて数をそろえ,できあがりです。







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⑦は化学式が難しいだけで実は簡単な式です。

 あ,2行目で,答えになっていました。ごめんなさい。


⑧は2行目で2NHにしたら,水素が6個になってしまったので,

 左辺のH2の係数を3にして数をそろえます。


⑨はまず酸素の数をそろえるために

  左辺のAgOに係数2をつけます。すると,左辺の銀が4個になってしまったので

  右辺のAgの係数を4にします。


入試で出てくる式は,これらとイオン関連の式だけです。


あとはヒント無しでできるように練習してみて下さい。


よくわからない部分があったら

是非質問して下さい









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