合格体験記2023・その13.01 | 渋谷美術学院、代表のひとりごと

渋谷美術学院、代表のひとりごと

多摩美術大学 各デザイン学科合格率
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合格体験記2023・その13

 

Sくん  山梨県

 

現役合格!

全受験学科合格

 

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 情報デザインコース 統合デザイン学科

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 基礎デザイン学科

 

 

 

 

私は多摩美術大学グラフィックデザインを志望し、

合格することが出来ました。

この結果は渋谷美術学院での指導おかげであると感じています。

 

私が美術大学を志望し本格的な対策をし始めたのは

高校二年生の11月頃でした。

美術大学の対策というと、基本的に

学科試験以外に実技試験を受けることになります。

実技試験はデザイン科の場合、

多くはデッサンとデザイン

(絵の具を使った色彩表現)を試験内容としています。

専門的な内容なだけに学習できる場所は限られ、

地方で生活する私には日常的に

通える画塾はほとんどない状態でした。

そんな中で高校二年生の11月から一年間、

私は地域の画塾の一つに通いました。

渋谷美術学院に通った日数は合計32日、

12月下旬から1月下旬までの約一か月間です。

渋谷美術学院での一カ月は地域の画塾での一年間とは

比べ物にならない程に学びある時間であり、

この一か月間の指導のおかげで

合格することが出来たと感じています。

 

美術大学を受験するにあたって最も課題となるのは、

採点基準だと感じます。

学科試験では明確に正解と不正解がありますが

実技試験となると、採点基準が曖昧であるように感じられます。

与えられた問題に対して解答が一つに定められていないからです。

90点と91点の差がわからなくなります。

しかし自分自身でこの点差を説明できるようにならなければ、

点数を上げることはできません。

私が最初に衝撃を受けたのはそこでした。

 

高校三年生の10月頃、都内で開かれた

多摩美術大学・武蔵野美術大学の公開模試に参加し、

今の自分のレベルを自覚しました。

自分より上手な人などごまんといると理解すると同時に、

地方の塾にいたままでは

これ以上の成長はないだろうと感じるようになりました。

衝撃を受けたのは実力不足を実感した後、

唯一長期的に受験対策が出来る冬休みに東京に出るしかないと考え、

画塾選びをしている時でした。

 

“多摩美・武蔵美、合格率全国一位“の文言に惹かれて

閲覧したWEBパンフレットには

合格者の渋谷美術学院に通う前と後のデッサンの比較写真と

その点数が掲されていました。

私には、その違いがわからなかったのです。

ここで自分の採点基準が受験本番の採点基準と

大きくかけ離れていることに気付きました。

90点と91点の差どころか、

60点と100点の差を理解できていなかったことに

大きなショックを受け、

その衝撃が渋谷美術学院を選ぶ決め手になりました。

 

渋谷美術学院では驚きの連続でしたが、

特に驚いたのは三つのことです。

一つ目は毎回の制作が終わるごとに行われる講評のなかで、

作品一つ一つに点数がつけられることです。

これは僕が通った地方の画塾や

渋谷美術学院に通う前に

一週間ほど通った都内の画塾でもなかったことです。

点数は本番同様に150点満点で付けられます。

この採点を伴った講評のおかげで自分の実力を測り、

自分の成長を感じることが出来ます。

先生の提示した改善点を直していくと必然的に点数が上がり、

なにより採点基準に自分の感覚を近づけることが出来ます。

過去の自分と現在の自分との比較だけではなく、

他の高得点を取っている生徒の作品を

観察できることもこの方式の利点です。

自分と上手な人の差が点数としてはっきりとわかるため、

その人の講評を聞くことで高く評価されている表現や

逆に評価されなかった部分を知り、

自分に置き換えることが出来ます。

この採点は実際の採点よりも厳しく、

渋谷美術学院で高得点を取れるようになると、

本番で余裕をもって点数をとる実力を持つことになるのです。

 

これは自信にもつながります。

 

実際に、私が渋谷美術学院に通い始めた最初の点数は

平面構成65点、デッサン60点でした。

しかし、終盤では平面構成113点、

デッサン109点を取ることが出来ました。

 

二つ目に資料の多さです。

実技試験においてどのような作品が

高得点を取っているのかを知ることは重要であり、

それ以上にどのようなデザインを

プロが作っているのかを知ることは重要です。

渋谷美術学院には過去の合格作品や講評で

最高点を取った参考作品が多くあり、

そのどれもが私にとって新鮮でした。

わたしは地元の塾にいるときはよく

画像検索ツールを使って(PinterestやInstagramなど)

参考になる資料を探していましたが、

その参考にしていた作品が霞むほどの

クオリティの作品が多くあったと感じます。

受験満点作品として大学のパンフレットに載っていた作品が

渋谷美術学院のものだったりすることは多くありました。

そして合格作品以上に多く、デザイン資料があります。

広告、ロゴデザイン、個別のデザイナーが担当したデザインの総集編や

はたまた海底の生物図鑑や世界の地図図鑑など、

今までデザインとして意識していたものからしていなかったものまで

百を優に超える数の資料があります。

これらすべては生徒の閲覧が自由で、

課題に行き詰った時に資料からヒントを得たり、

なぜこのデザインが効果的なのかを自分で説明してみたり、

色々な活用できるのもこの数の資料があるからです。

 

三つ目に、学院内の雰囲気が良いということです。

若干曖昧な物言いですが、

このおかげで私は合格できたといってもいいと思います。

生徒、先生共にいい人ばかりです。

講師の先生方、学生の先生方もそうですが、

私達にデザインやデッサンを雑に教えることは全くありません。

疑問をぶつけたら懇切丁寧に教えてくださいますし、

単なる解答以上に気付くものが多いことを話してくれます。

地元の画塾に通った一年のうちに一度も聞いたことのない

デッサンの理論やデザインの基本方針などを

理解できるよう丁寧に教えてくれました。

学生の先生方も受験当日のデッサンスケジュールを一緒に組んでくれたり、

これまでのデザインから当日のテーマにどのように擦り合わせるべきか

考えてくれました。ある学生の先生との会話の中で、

生徒に教える先生の立場にいるのだから自分が教えられる技量を持って

自分も学んでいくべきだという言葉があったことを覚えています。

真摯に受験生に協力してくれる姿が印象に残っています。

また、生徒同士の交流も盛んでした。

生徒同士が質問しあったり、作品を批評しあったり、

それを快く行える雰囲気がありました。

学院内が良い雰囲気だったからこそ、

生徒が存分に学習に励めていたのだと思いました。

 

繰り返しになりますが、

私は渋谷美術学院のおかげで合格できたと感じています。

絶対に毎日何か一つは必ず新しいことを学んでくる、という

意識を持てば渋谷美術学院は必ず思う以上の結果を返してくれます。

欲張って毎日二つにしても、三つにしても、

学ぶものが尽きることはないでしょう。

もし何かの機会があってこの合格体験記を読んでくれている人がいたら、

一度渋谷美術学院に通ってみてもらいたいと思います。

今の画塾に不満が無くても、一度でいいので通ってみてほしいです。

受験で恐れるべきは後退ではなく停滞です。

今、自分が停滞しているんじゃないかと感じたのなら、

きっといい機会になると思います。

 

最後に私が渋谷美術学院に通う切っ掛けをつくり、

通える環境を作ってくれたのは家族であり、

家族の支えがあっての受験勉強でした。

支えてくれた家族とお世話になった渋谷美術学院に感謝をして

合格体験記を終わりたいと思います。