土日は13時から授業開始
高校1,2年生や社会人
専門学校生などいろんな方がおります
土日コースのAさんは
夏期講習を短期10日間受講後
9月から土日コースへ
とはいえ、文化祭があったり
体育祭があったり委員会や定期テストや
なんだかんだと学校行事が一杯あって
高校生も忙しいものです
結局、9月は3枚制作にとどまった、のかな?
それでも夜間とはちがってじっくり描くことが出来るので
そういう方が合う人は合うと思います
夜間基礎科は日にちが開かないので
感覚を忘れにくい、という良さもあります
日曜6時間授業もいいですが
土日になると12時間制作ができるので
集中的に基礎固めが出来ます
Aさんが夏期講習会ラストに描いたものが以下のデッサン

2014.08.25
昨日の作品が↓

本人史上最高傑作だと思います
もちろんまだまだ良くなっていきますが
非常にいいと思います
しつこくていい
このひとつ前に細密デッサンをやったので
それまで見えていなかった
手のシワや微妙な表情を捉えるための
目の準備ができてきたようです
集中して描いているのも
作品から伝わってきます
この調子でやっていくことができれば
現役合格はもちろん、満点だって狙えます
やる気や集中力を途切れさせないことが肝です
継続していけるといいでしょう
というところが前回までのお話
土日コースや基礎科などを見ていると
基本的に最初は消極的
どう描いたらいいんですか?
どこを描けばいいですか?
のような
この点に関しては社会人と高校生にそう差はない
しかし、思い通りに描くことが出来ない時
形が狂うとか・・・
そういう時に高校生は結構苛立っているのが
見て取れます
それでそのまま放置だと悪循環に突入してしまうので
「落ち着こう」と声を掛けます
社会人は一時停止してしまう人もいますが
苛立ったりすることはあまりすくないです
高校生は、最初から描き直したいという子も
でも、それをやっているといつまでたっても
画も心も成長しません
成功体験はもちろん必要ですが
失敗体験をもっとしたほうがいい
ということです
単純に忍耐力が足りないのと
失敗をしたくないという「恐れ」からの行動です
デッサンもデザインもどれだけ恥をかけるか?が肝です
みんなの前で自分の画が講評される
出したくないと泣く子もいる(?
でもあなたの作品をみんなはそんなに気にしていません
それはいらないプライドなので
どんどん失敗をして、問題点を洗い出しましょう
そして、次はそこに留意して制作を行えればいいだけです
指導していると、メンタルトレーニングとかわりないなぁと思うくらい
さて、ここまではあくまで私感であり一般論かもしれませんが
土日コース/Aさんが
またグググッと成長していたので紹介したいと思います
先々週の作品がこちら

しつこくていい画ですね
そして、先週の画がこちら
2014.10.11/12

え?っと思うくらい
先週の日曜日に見て
「これは先生の加筆が入ってる??自力?」ときいたら自力だそう
※加筆=主に先生が形やトーンを修正指導するために画面に手を加えること
前週がこれで↓

翌週がこれ↓

明らかに成長しています、し
いまが「伸び時」です!
真面目にコツコツやることは大切ですが
「伸び時」というものはいつやってくるかわかりません
もしも「伸び時」がきたらどんどん制作をしましょう
海外では「幸福の女神の後ろ髪は短い」といいます
「伸び時」もそんなに待っていてくれるわけではありません
過ぎてからでは遅いので、短い後ろ髪をなんとか掴んで
成長できるときに成長してしまいましょう
画力はもちろんですが精神的な部分の成長もきっとあるでしょう
いまですよ
〆