こんにちは。
重度知的障がい児 子育て中 
花岡千恵です。


前回のブログの続き。


昨年、30キロのhanaを背負って舞台に立つことに限界を感じ、もう最後になるかな、、、と思っていました。

【写真】2018年 注文の多い料理店〜ぷかぷか版


しかし、そこはいいのか悪いのか
ノーテンキな私。

今年も高崎さんに誘われて参加してしまいました。(それくらい楽しいってことなんですけれど)


さーて
hanaは35キロになってます。

ま、出るけどね。出るけどさ。

勢いで出ましたよ。 笑




袖に引っ込むたびに何度もhanaを下ろし、休みながら出演。

35キロなんて、華奢なお母さんならおんぶできないだろうに。

なんでおんぶできちゃうんだろう、私(涙)

己の足腰丈夫なことをこっそり嘆いた。


【写真】2019年 ほらくま学校を卒業した三人〜ぷかぷか版


母の熱演と汗と葛藤とはうらはらに、終始背中で涼し気なhana。


しかもこの人、本番前に本気で昼寝もして、出られるかちょっと心配だったんだ↓↓
(本番15分前に起きた笑)



私が好きで、
私がやりたくて、
ぷかぷかさんと舞台に立ちたくて、
hanaの意思なんて関係なくて、
私のわがままで、

今日参加しているはず。

な、の、に!!!

なぜか終始hanaに振り回されている、という可笑しさ。


なんなんだー!!笑

↑寝っ転がるシーンは完ぺき!!



もうね、これが高崎さんのよくいう
ぷかぷかマジック、なんだろうと。



35キロのhanaを背負って、ぷかぷかの舞台に出るということ。

それは、、、

大きな覚悟を持って社会に出て行くことと同じなんだ。

hanaの重みは、もうhanaだけではなく、色んなものを背負っている重みなのだと。

そんなことを感じました。



幸いなことに、恐れていた筋肉痛、腰痛がまだあんまり来ません。

まぁ遅れてドカンと来るのかもしれないけれど(色んな意味で怖っ笑)

なので、本当の本当におんぶできなくなるまで参加してやろうかしら

おんぶでお母さんが必死で、本人はやる気なし、あくびしながら参加しても面白いじゃん!!

なーんて今はまたノーテンキに思ってます。


構成をしてくださった花崎せつさんが、終わった後にこう言ってました。


クオリティの高いもの、すごいものを作ることもできるけれど、ぷかぷかの舞台は

あ、私も一緒にできるかも!!
私も一緒にやってみたい!!

と思ってもらえるようにするのを一番大切にしています、と。


(と言っても、演出も音楽も大道具も小道具も、全てセンスがあって素晴らしいものですが)


だったら私とhanaが参加するのもアリなんじゃないかなぁって思ってます。



本当にありがとうございました。