※Wikipediaより抜粋
この年は2000年が間近だから
ミレニアムと言って祝っていた。
その反面2000年問題とか騒がれ
世界各国でパソコンが使えなくなるとか
電車や飛行機が止まるとか
色々噂が流れていた。
※結局何事も無かったが
さてこの当時のパチスロは
前年にCT機や大量獲得機などが
登場してパチスロが変わってきた時代。
CT機では前年に登場したマンクラの
一人勝ち状態で
他のCT機は全くというくらい売れなかった。
しかしこの年に、その人気を
脅かすくらいのビックタイトルが登場する。
それがアステカ(ECJ)だ。
CT機というのもあってか
最初はあまり設置されていなかったが
2コマぶち抜いたデカチリの存在で
目押しの苦手な初心者でも受けて
CT機の楽しさを味わう事ができ
一気に人気が急上昇。
瞬く間にホールのメイン機種に上りつめた。
スペックもかなり良くて
低設定でも大勝ち狙えたから
俺も積極的に打っていたし
大勝ちも大負けも経験した。
リーチ目も良くできていたと思うし
変則押しすれば分かりやすくなる。
CT機=目押し出来なきゃ打てない
そのような定義があったが
コイツの登場で一気に
CT機の立ち位置が変わった名機といえよう。
同じく前年登場した大量獲得機も
徐々にシェアを伸ばしてきたが
こちらも歴史に残るような名機が
この年に登場する。
それが大花火(アルゼ)だ。
簡単目押しで誰でも大量獲得が可能。
最大711枚獲得できる爆発力。
それらが相成ってホールの主役となる。
ただ、これだけ大人気にも関わらず
俺は数回くらいしか打ったことが無い。
理由は上の鉢巻リールがウザイから。
ハズレと分かっているのに
いつまでも回ってるあのリールが
とにかく嫌いだったので
打たなかったんだと思う。
かなりスペックも高かったので
今考えれば正直勿体ないと思うが
当時は似たようにスペックのいい台は
ゴロゴロ転がっていた時代。
無理して打たなくともやっていけた。
CT機と大量獲得機に
大ヒットの二枚看板が登場して
パチスロも盛り上がってきた時代。
この年にまた斬新なタイプの台が登場。
バンバン(大都技研)は業界初の
JACINフラグ持ち越し機能を
搭載して話題となる。
これはBIG中のJACINを持ち越して
最終ゲームで揃えることが可能となり
パンクを防げて安定したコインを
獲得できるスグレモノだ。
基本的にボーナスしかフラグを
持ち越せないのに何故こんなことが
できるのか?
※通常時でもBIG中でも小役の持ち越しは不可能
分かりやすく言うと
JACINフラグ(大抵がリプレイ絵柄)を
REGボーナスと同じ意味合いにする。
そうする事でフラグ持ち越しが
可能になるカラクリだ。
見事に規制の隙間を掻い潜った
新しいタイプの機種。
万人向けでは無かったものの
一部のプロに好まれた台である。
そんな様々なジャンルが登場したこの時代。
俺の中でも忘れられない
機種も登場した。
それがダイナマイト(IGT)だ。
ボーナス揃える時もWラインで揃え
BIG中も3連マイトを2連続ビタ押し。
かなりの技術介入を要する凶悪台。
もちろん目押しできない人は
損するだけだから打たない方がいい。
俺は当時タイミング押しだったので
直視ができなかった。
※なのにプロ目指すとか言い放ち、頭がかなりイカれていた
だからコイツが登場した時は
目押しに苦労していたのを覚えている。
そして直視が出来るようになったら
他の機種も打てるようになり
立ち回りに幅ができた。
人としても技術としても
すごく成長した機種だと思う。
…以上、1999年を振り返ったが
この時期は俺にとって
パチスロ黎明期だったから
正直言ってこれだけでは足りない。
まだまだ記憶に残ってる台もあるから
全て収まりきれない…
もしこの時期に記憶に残る台があれば
コメントで教えてください。
それによってはこの年を
もう一度振り返ります。
次回の更新もお楽しみに!