名前に秘められた共鳴和音 -14ページ目

名前に秘められた共鳴和音

あなたがなぜ生まれてきたのか?何のために生きているのか?に光を当て、あなた本来の輝きを照らします。
20万人超の名前と向き合い続けてたどり着いた、「魂の原点」を思い出す存在価値リフレッシャー。

こんばんは٩( ᐛ )و
名前に秘められた共鳴和音

統命思想ファシリゲーター 
龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

奥さんの帰省につき、

「私は誰にも必要とされてない」

と錯覚の感情が。

 

歩き瞑想で

「誰に必要とされたい?」

「当然ながらまずは私自身」

「私自身に必要とされてれば十分では?」

 

自己中心の究め方が甘いと自覚。

「自己中心の王道を貫く」と決意を固めました。

 

ーーー

 

芽衣子さん

娘の後追い自殺というステージから

少しずつ気づきを得て成長中です。

 

 

言葉の力の瓦解

机に向かい、私は今日もノートを開いた。

開いたまま、何も書かれていない

ページと見つめ合う日々。

 

昨日も、その前も、

私はここに座り、ペンを持った。

 

けれど、文字にはならない。

言葉にしようとするたび、

心の奥が疼いた。

 

どこから手をつけていいのか分からず、

ただ無言のまま、時間だけが過ぎていく。

 

かつて私は、言葉の力を信じていた。

演説原稿、声明文、記者会見・・・。

 

どれも周囲を納得させ、

支持を集めるための「整った言葉」だった。

 

音を立てて瓦解していくのが分かる。

 

今は違う。

誰にも見せる必要のない、

自分のための言葉。

 

自分の命に問いかけ、

自分にだけ応える言葉。

 

そんな言葉を、

私は一度も使ったことがなかったのだ。

 

 

優花のKindle

沈んでいる言葉たち〜早乙女芽衣子さん物語5

遺品の中に、Kindle端末があった。

最初は充電も切れ、電源も入らない。

 

ふとした気まぐれで充電ケーブルを挿し、

起動させてみると、

ロックもされていない。

 

おそらく、パスワードすら

設定していなかったのだろう――。

 

それは、単なる操作上の話ではなく、

優花が「読んでいた証」を、

私に手渡してくれたようにも感じる。

 

私の指先は、

なぜか躊躇なく画面を滑らせていた。

 

 

ダウンロード済みのタイトル

が一覧で並んでいる。

その中に、見つけてしまったのが・・・。

 

『自分の名前を愛する力』

著者:龍 庵真

 

優花のKindleに、一冊の本が表示されていた。

画面を開いた瞬間、なぜか

そのタイトルに目が釘づけになった。

 

著者は、見知らぬ名前だ。

それでもなぜだか、

心臓の奥がヒリつくのを感じる。

 

この本を、優花は読もうとしていたのだ。

 

なぜ読もうとしたのか?

何を期待してページをめくったのか?

娘は、名前に何を見出そうとしていたのだろう?

 

冒頭に書かれていた

「⾃分の名前を愛していますか?」

 

たった一行なのに、胸が苦しくなった。

あの子が「名前って、なに?」

と問いかけた意味が、

さらに深くのしかかってくる。

 

この言葉は、あの子に届いていたのだろうか?

さらに重荷にしてしまっていたのだろうか?

 

先を読めず、Kindleを閉じた。

しばらく動けない。

 

 

はじめの一文字

娘は、この名前を胸に、何を感じていたのか?

 

どうして誰にも言わず、

黙ってこの本を読んでいたのか?

 

「名前って、なに?」

の答えは得られなかったのか?

 

知りたいのに、一歩を踏み出せない。

 

過去の時間を取り戻せないことへの悔恨と、

癒しきれない自責の複合感情による残酷さに、

打ちのめされる。

 

 

今日は、ほんの少しだけ違った。

静まり返った部屋の中で、

ふと風が通り抜けた。

 

閉め切っていたカーテンの隙間から、

夏の陽が差し込む。

優花の笑顔をおさめた写真が、

光を浴びて微かに揺れていた。

 

「・・・・・ごめんね」

ようやく声が出た。

 

そして、

震える手でペンを持ち、

ノートの隅に書く。

 

「優花」

 

今まで、

どれだけこの2文字の価値を感じよう

ともしていなかったのか、よく分かった。

 

気づけた感謝の気持ちと、

気づけなかった今までの悔しさ、

今さら遅いが「優花」への尊さを

味わいきる決意。

 

そんな思いを込めた。

 

 

沈んでいる言葉たち

私は、

何もかもを正しく理解できる

とは思っていない。

 

今言えることは、

自分の中に沈んでいる言葉たちを、

少しずつでもすくい上げていきたい。

 

優花がこの本をダウンロードしたのは、

どんなきっかけだったのだろう?

 

最後まで読めたのだろうか?

途中で閉じたのだろうか?

 

何を思い、どう受け止めたのだろう?

 

分からない。

しかしそれを問いとして持ち続けることはできる。

 

それが、今の私にできる唯一の弔いだ。

ようやく始まった――

あの子の「名前って、なに?」と

問いかけた意味を追求するという旅の、

ほんの第一歩なのかもしれない。

 

 

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統命思想ファシリゲーター 
龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

7/9 0:11 新しい生命の誕生。

女の子でした。

 

私は死ぬまで孤独だと考えてきました。

突如、祖父の立場に。

 

以下では、

死後の整理にあたって

向き合い中の芽衣子さん。

 

 

白紙のままのノート

心の耳を澄まし

自分と向き合うための

ノートは、白紙のままだ。

 

インタビュー等、

雄弁に語ってきた今までは何だったのか?

 

何を書くべきかも分からないし、

自分が自分を責めずにいられるのか?

 

そもそも書くことで、

「許された気になっていいのか」

さえ分からない。

 

いかに自分を偽ってきたかを思い知らされる。

 

それでも私は、今日もページを開いた。

開いて、何も書かず、閉じる。

 

これを繰り返して、もう何日になるだろう?

 

鉛筆を持つ指先が、震えている。

決して年齢のせいではない。

何かを書くことが、決めることの

ように思えて恐いのだ。

 

 

今日は久しぶりにラジオをつけてみた。

つけたはいいが、すぐに消した。

 

言葉が、耳にけたたましく感じる。

ニュースも、音楽も、DJのMCも、

まるで全部「外界」のようだった。

 

世界と隔絶された強烈な分離感がある。

 

ただ1つ、気にかかる言葉があった。

「あなたは、あなたを何と呼びますか?」

という短い詩の一節。

詩の内容は覚えていない。

その一文だけが胸に残り、こだましている。

 

 

呼ばれたい名前

私は、私を何と呼んできた?

そして優花を、私は何と呼んできた?

 

「優花」と呼ぶ時、

私はどんな思いでその名を

口にしていたのだろう?

 

思い返してみると、

「ゆか」というその音を、

私はいつも

「早くしなさい」

「何してるの」

と叱責とセットだった。

 

優しく呼んだ記憶が、驚くほど少ない。

 

「優花と2人で生きていくためには、

私がやらなければならない」

と考えていた。

 

「優花のために」と考えてきたことが、

すべて裏目に出ていたのではないか?

 

優花に接してきた対応が、

側近スタッフたちにも

反映されているとしたら?

 

本当に信頼関係があったのか、

疑問が湧いてきた。

 

 

気づいてしまった瞬間、目の奥が熱くなる。

でも涙は出ない。

ただ、じっと考えている。

 

思いを向けている。

――彼女は、自分の名を

「呼ばれたい名前」

として感じていただろうか?

 

もしかしたら、

「名前を呼ばれるたびに傷ついていた」

のかもしれない。

 

そう考えると、たまらなくなる。

私は、彼女の名前に、

何を込めてきたのだろう?

その問いが、また私に返ってくる。

 

 

名前を呼ぶ=生命の肯定

「・・・芽衣子・・・・・」

自分の名を、声に出してみる。

 

空気がわずかに震える。

部屋の中で、自分の声が

こんなに響くのは、何ヶ月ぶりだろうか。

 

 

「呼ぶという行為」は、

存在価値を認めることなのだと、

ようやく分かりかけてきた。

 

名を呼ぶことは、

「その人の居場所」を、

この世界に刻むことなのかもしれない。

 

 

私は、優花の名を、

ただの記号として使っていた。

 

存在を抱きしめるようには、

呼んでこなかった。

 

その後悔とともに、

ようやく「声に出せなかった名前」という、

私自身の罪に気づいた。

 

そして、ようやくノートに、たった一言だけ。

 

「名前を呼ぶ=生命の肯定」

 

名前を呼ぶ=生命の肯定〜早乙女芽衣子さん物語4

 

それが私の、死んだ娘への最初の贈り物だ。

 

 

次回は、いよいよ遺品整理で、

Kindleライブラリーに入ります。

さも娘さんからのメッセージが

込められているかのような・・・。

 

 

 

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統命思想ファシリゲーター 
龍 庵真(りゅう あんしん)
です。

 

大変失礼いたしました。

連載であるにも関わらず、

以下を抜かしておりました。

 

日付調整して差し込みます。

 

寄り添えた?

私は今日も、

「名前って、なに?」

と書かれた小さなメモを手にしている。

 

何度読み返しても、

そこに込められた思いが、

簡単な問いでないことだけは分かる。

 

優花の世話は、

長年勤めてくださっていた

家政婦さんに任せっきりだった。

 

謝礼金として多めに支払ってもいたので、

すっかり安心しきっていたのだ。

 

「すべてはお金で解決できる」

という思い込みがあったこと、

今になって自覚した。

 

本当に恥ずかしく情けない。

 

 

優花は生前、

この問いにどれほど悩んでいたのか?

 

自殺に至るまでに、

何があったのか?

 

何をきっかけに、

この言葉が生まれたのか?

 

本当は誰かに話せたのか?

誰にも言えなかったのか?――

 

思えば私自身、

娘の名を深く考えたこと

なんて1度もなかった。

 

生まれた時、夫と相談して

「優しい花のように」と名づけた。

 

だが、優花はその名に、

どれほど自分を重ねていたのだろう?

 

 

夫の死に際しても、

「泣くんじゃない」と制していた。

 

娘と2人で生きていく覚悟

をあらわにする意味でも、

泣いている場合ではないと

自らに言い聞かせていた。

 

いくら思い返せど

「優花にどう寄り添ってあげたか?」

が出てこないのだ。

 

 

私の名は、誰のもの?

そして、私の名――

「芽衣子」はどうだ?

 

子ども時代から親の言いつけを守り、

誰よりも「ちゃんとした娘」

であることを求められてきた。

 

政治家の家に生まれ、

家名を汚さないよう、

立ち居振る舞いを叩き込まれた。

 


自分の意思よりも

「芽衣子」として

どうあるべきかを意識していた。

 

 

気づけば、私という人間は

「名前を守る存在」

になっていたのかもしれない。

 

「手段を目的にしてはいけない」

とさんざん多くの皆さんへ注意してきた。

 

結局のところ、

私自身が気づかずやらかしていたのだ。

 

私は「早乙女芽衣子」と呼ばれながら、

一度でも「自分」として生きた

ことがあったのだろうか?

 

「早乙女芽衣子って、誰?」

 

 

私は、自分の人生を生きてはいない

胸の奥が疼き、痛む。

 

あの子の「名前って、なに?」

という問いは、私自身の問い

でもあったのだ。

 

私が問いへの答えを明確にできなかったから、

娘にしわ寄せがいってしまったのだとしたら、

私が優花を死に追いやった

とも言えるのではないか?

 

自分に与えられた名前。

その名のもとに重ねられてきた人生。

 

周囲からの期待に応えるべく、

何の迷いもなく政治家への階段

を駆け上がっていった。

 

私の生き方は、

本当にこれでよかったのだろうか?

 

いつの間にやら

「はしごのかけ違い」

をしていたのでは?

 

もし正しかったとしても、

役割・使命・期待・肩書き――

それらをすべて脱ぎ捨てた時、

そこに残る「名」とは、いったい何だろう?

 

私は、私をどう呼べばいいのだろう?

今さらながらに気づいてしまった。

 

「私は、自分の人生を生きてはいない」のだ。

 

その時、時計の音が止まったような気がした。

部屋の空気が少しだけ変わった。

 

それは何かが崩れる音ではなく、

何かがほどけた感覚。

 

「優花の死」という重く苦しい難題

を突きつけられなければ、

無自覚のまま役職につきながら

死を迎えていたかもしれない。

 

娘の死が問いかけてきたものは、

決して娘のことだけではなかった。

 

私という存在の、名の根幹が問われている。

 

娘のあとを追い逝くと決めていたが、

やはり納得できない。

今死ぬのは絶対にダメだ。

 

死ぬか生きるかを決めるのは、

娘が残してくれた問いへの

区切りをつけてからにしよう。

 

 
まだ死ねない理由〜早乙女芽衣子さん物語3

 

私は今日、初めてノートを開いた。

 

白紙のページに、ペンを置いたまま手を止める。

 

何かを書くのではない。

「書こうとしている自分」に、

じっと心の耳を澄ませている。

 

答えはまだ、出てこない。

けれど、

この問いの中に立っていることが、

今の私には何よりの生きている証

なのかもしれない。

 

 

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です。

 

先日、奥さんが出て行きました。

 

娘さんの出産サポートへ帰省中。

 

特に食材に関しては、

奥さんが喜んでくれるか?

が基準でした。

 

なくなった時に気づける価値。

感謝ーーー。

 

 

無我夢中に仕事に没頭してきた芽衣子さん。

置き忘れてきたものがあまりに大きい・・・。

 

名を持たぬ遺品〜早乙女芽衣子さん物語2

名を持たぬ遺品

冷蔵庫の音が、やけにうるさく感じる。

 

あれから何日経ったのだろう?

もう曜日の感覚もない。

 

梅雨明けの強い日射しを避けるように、

カーテンは閉め切ったまま。

 

ながらも1つだけ、課したことがある。

優花の遺品を、きちんと見ること。

 

ずっと避けてきた。

段ボールにつめたまま、

開けることもできなかった。

 

優花が住んでいたマンションの

管理人が整理してくれた荷物を、

玄関に押し込んでいたのだ。

 

段ボールを開けると、

生活の痕跡が出てくる。

 

服・書類・化粧ポーチ・薬・電気代の請求書・・・・。

 

手紙はない。

日記もない。

スマホもロックがかかっていて、

何も見られない。

 

母親として、私は何も知らない。

 

彼女が何を考え、何に傷つき、

何を願って生きてきたのか――

その証拠が、どこにもない・・・。

 

県政では、インタビューに意気揚々と答え、

県から国を活性化させていく構想を練っていた。

 

「私がいる日本が、このままで終わるわけがない」

そう確信していた。

 

確実にブームを起こせる自信があったのだ。

あの日までは・・・。

 

 

名前って、なに?

涙は出ない。ただただ、深い沈黙。

1つだけ見つけたのは、小さなメモ帳。

 

表紙の裏に、書いてあったのは

「名前って、なに?

私は私のことを、

どう呼べばいいのか、

分からない。」

 

 

ページはそれだけ。

あとは白紙。

何度も開いて、書こうとして、やめた跡がある。

 

 

息がつまる。

これは、誰にも見せていないノート

だったのかもしれない。

 

私にも友人にも、見せきれなかった小さな叫び。

 

本当は誰かに聴いて欲しかったのだ。

誰かに自分の存在を、声を

気づいて欲しかったのだ。

 

「もうムリだ」とあきらめ

生命を絶ってしまうまで、

何があったのだろう?

 

「名前って、なに?」

 

無意識のうちに自分の名を口にする。

「・・・早乙女 芽衣子」

 

 

名の重み

オーラをまとっていた当時の言葉の響き

と比べても、かつての威厳はない。

 

1人の老いた女性のつぶやき

が部屋に沈んでいく。

 

自らの名を、こんなにも

無意味に感じたのは初めてだ。

 

そしてふと、頭の奥に引っかかる

ものが湧き上がってきた。

 

「優花は、本当は何と呼ばれたかったんだろう?」

 

「呼び方(Do or Have)」

というよりも、

「存在のあり方【Be】」

に対する問いのように響いた。

 

「あの子は、私にどう見て欲しかったのか?

どんなふうに、名づけて欲しかったのか?」

 

机の上にうつ伏せで置いてあった写真立てを、

そっと起こした。

 

優花が笑っている。

その笑顔が、ものすごく遠く感じた・・・・・・。

 

今はもう、誰も彼女の名を呼ばない。

この世界で、

彼女の名前を声に出すのは、

私だけになってしまった。

 

だからこそ――その名の重みを、

私が引き受けなければならない気がした。

 

きっとそれが人生最期と決めた私の、

最初の一歩なのだ。

 

 

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です。

 

いよいよです!

新作『早乙女 芽衣子さん物語』

 

絶望という奈落の底に叩き落とされた

元県知事。

 

一体なぜ?

何があったのか?

 

元県知事の孤独〜早乙女芽衣子さん物語1

元県知事の孤独

◯◯県 盆地を見下ろす高台の自宅。

 

長年暮らしてきたこの家で、

初めて「無音の時間」を感じている。

 

私は、

早乙女 芽衣子(さおとめ めいこ)、

72歳。

 

つい2ヶ月前まで◯◯県知事だった。

 

「女 角栄」とも称され、

政界でも異例の

「母であり、知事である」

リーダーとして知られた存在。

 

政界一家に生まれ、

政党の後ろ盾もあった。

 

知性と胆力には自信があり、

一目置かれていた。

 

夫を病で亡くし娘を1人で育てながら、

政治という戦場を生き抜いてきた。

 

知事から国会へいつ乗り出していくのか、

噂が絶えなかった。

 

 

今は肩書きもなく、

呼ばれることもない。

 

むしろ呼ばれたくない。

新聞や雑誌の取材も遠ざけた。

 

街で声をかけてくるのは、

今も熱心な支持者だけだ。

 

けれど、そのどれにも応えきれないでいる。

誰にも会いたくない。

もう何もしたくない。

生きていくことさえ・・・。

 

 

当時インタビューを受けていた自宅リビングには、

配達されたままの新聞

宅配の段ボール

未開封の郵便物が散乱している。

 

台所はインスタント麺等の

食べ残しや腐りかけている食べ物

がそのまま置いてある。

 

お風呂に何日入っていないだろう?

数える気持ちにもならない。

 

梅雨が明けた日射しの中、

雨戸を閉め切り、

陰鬱とした日々。

 

辞任の本当の理由は、語っていない。

 

「体調不良」

「政治的混乱」

いくつもの憶測が飛び交ったが、

すべて違う。

 

――愛する娘 優花(ゆか)の自殺。

 

 

 

遺影の前で

自ら命を絶ったという連絡を

受けた日のことは、

青天の霹靂で今も現実味がない。

 

連絡が来たのは、県庁の執務室だった。

職員が震える声で伝えてきたあの一報。

 

すぐに向かったが、もう冷たくなっていた。

遺書もなく、ただ静かに逝った。享年48歳。

 

 

政治への職務に夢中で、

娘に関われていなかったことに気づく。

 

結婚後まもなく離婚し、

10年以上1人。

 

正月や盆等の節目で会ってはいたが、

笑顔で問題なさそうだったので、

「幸福だろう」と決め込んでいた。

今まで「言えなかった」のだ。

 

「なぜ自殺なんて・・・」と、

表面的にしか関わってこなかった私には、

理由が全く分からない。

 

「ごめんね・・・」と謝罪の気持ちと、

自分を責め立てる声が脳内に響き渡っている。

 

遺影の前に座る。

 

娘の笑顔は、写真の中で永遠になった。

この笑顔とは、

誰に向けたどんな笑顔だったのだろう?

 

私に残されたものは空虚だ。

 

「母親失格」

「人間失格」

客観的に誰かから言われるわけではない。

私自身が、私への罵倒だ。

 

 

本当の望み

辞任における記者会見では泣かなかった。

 

訃報にも政治的配慮を求め、

冷静に記者の質問に答えた自分を、

今はただひたすら恥じている。

 

 

葬儀を終えた後、すべてが止まった。

1人で住むには広すぎる。

 

リビングの壁面には、

知事時代に寄贈された感謝状や

表彰状がそのまま並んでいる。

 

だがソファには本や服や

アクセサリーが無造作に積まれ、

テーブルの上には娘の部屋から

持ち出した写真立てがうつ伏せに

置かれている。

 

その空間で、

朝も昼も夜も関係なく、

遺影の前で座っているだけ。

秒針音すら、心に突き刺さる。

 

私はまちがっていた。

もう生きていない方がいいのだろう。

 

もう私を心配しないでほしい。

関わらないでほしい。

 

あの子は、

どんな名で呼ばれたかったのだろう?

 

どんな人生で、

どんな嬉しいことや

悲しいことがあったのだろう?

 

なぜ・・・・・

自ら人生を閉じてしまったのか?

 

私は「早乙女芽衣子」として、

娘 優花へどれほどの愛情を込めてきたのか?

 

「優花の本当の望みとは何だったのだろう?」

 

私も後を追って逝くのもいいが、

せめてそれだけは知りたい気持ち

が芽生えてきた。

 

確かに私はまちがったのだ。

 

しかしながら何をどうまちがったのか、

確認せずに死ぬのは

優花に申し訳なさすぎる。

 

おそらくはこれが母親として、

早乙女 芽衣子として最後の役割

となるだろう。

 

最期は優花のために生きようと決め、

何をすることが適切かを、

ようやく考え始めた。

 

 

 

あとがき

絶望感に関しては、

これまでたっぷり味わってきました。

 

生きる意味を見失い、

誰にも助けを求められず、

1人沈み込んでいくような日々。

 

それでも、生きていかねばなりません。

 

絶望に浸りながら働かざる

を得なかった記憶は、

かなりの長期に至ります。

 

この物語が、

どのように進み、

どこへ向かうのか――

早乙女芽衣子という1人の女性が、

自らの命と名にどう向き合っていくのか。

 

ぜひ、これからの展開にご期待ください。

 

 

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