母とはいっしょに住んでいないので、
夜11時に様子見に行くのを最後に翌朝7時まで、母はひとりです。
デイケアとかデイサービスとかのでかける用事がなくて、
私が食事の仕度で行くとき以外は、
一日中ひとりでいる日もありました。
最初はなんでもなかったその生活が認知が進むにつれて
いろいろ突発事件が起こり始めました。
これは危ないと、ショートステイというものにトライしました。
ショートステイは見てくれる人がいるので安心ですが、
何かをしてくれる場所ではないので、
極端なことを言えば、寝てばかりいても
別に構わないところでもあります。
今度は「歩けることの維持」が重要課題となりました。
そこで先月から「小規模多機能型居宅介護」というところの
お世話になることになりました。
そこは毎日デイサービスで通所してくる人が大半なので、
母も昼間はデイサービスに通っているのと同じ。
あと母は6日間泊まり1日だけ夕方に帰ってきます。
一晩ひとりのちょっと心配な夜を過ごして、
また翌朝、デイサービス&お泊まりに出発します。
お泊まりの人は母以外に4人ほどいらっしゃるとのこと。
今は全員女性なので、夜も結構楽しく過ごせているようです。
幸いなことに、自宅でのひとりの夜も
格別、事件は起こっていません。
今週末でようやく1ヶ月を迎えます。
ケアマネさんといっしょに母の性格を加味しながら試行錯誤して
ようやく辿り着いたこの生活を母がいつまで続けられるか。
先日、母が自分の名前を書けないことがわかりました。
ついこのあいだまでは、見本を見ながらでも書けていたのに。
この坂は、ゆるやかかもしれないけど、
確実に下り続けるんだなあ。
まあ、明日の我が身ですけどね。
お口直しにアドの写真でも。