いぬぼくを知ったきっかけは、深夜、アニメのCMを見て。
綺麗な桜に、妖怪の出てくるファンタジー、
これ見たいな、となんとなく良さそうと思ったものはだいたい相性が良く、こういうときの直感は信じたほうがいいと思う。
他人に対して悪態をついてしまう悪癖があると自覚している、黒髪の女の子。白鬼院 凜々蝶(しらきいん りりちよ)。
家柄のいいお金持ちの家に生まれ、彼女に話しかけてくる人は、彼女の後ろにあるものを見ている。
シークレットサービス付きのマンション、メゾン・ド・章樫館、通称妖館(あやかしかん)に引っ越してきた凜々蝶。
このマンション、実は妖怪の血を引く先祖返りの人間が、妖怪に襲われないように助け合うためのもの。
彼女を待っていたのは、先祖返りの人間でもある住人たちで。
と、これでやめておこう。
私はアニメのあと漫画を読みました。
タイトルの『妖狐×僕SS』とか、登場人物の名前とか、すぐには読めないものが多いので、この時点で、なにかマニアックでとっつきにくいものを感じ、やめておこう、なんて思わないでください。
あのシーンのあれがね、とか書きたいんだけどね。
そういうことを誰かに言いたくなるのって、良い作品だと思います。