よしもとのトップの方の記者会見見たけど、なんていうか……、ぼんやりしてるところがいくつかあって。
別に、芸能事務所の人だからって、芸能人並みのトーク力はないのかよ、とは思わないけどさ。
宮迫さんや亮さんが、あれだけ自分の言葉であらいざらい、身を削るように話している分、比較対象があるせいで、あーもう批判するの嫌になってきたのでここでやめよう。
ネットニュースで、立川志らくさんが、「自分の言葉で言う」ことについて話している記事を読んだ。
それで思いだしたのが、水道橋博士さんの『芸人春秋』(←芸の字が違う。もっと画数の多い漢字)という本。
手元に本がないので、自分の記憶をもとにして(だから、正確かどうかあれですよ。ちゃんと知りたいって方は、本買って読んでくださいね)書きますが。
自分の言葉で話さない言葉には、魂とか熱意がこもってない。
あーまさにそれだよなって。
あ、そういえば。『ワイドナショー』で、VTRという形で社長さんが謝罪してたのを見たんですけど、なんとなく目線が不自然なんですよ。これ、カンペ読んでるんだろうなって思って、苦笑しました。
それから芸人さんたちのツイッターね。
よくこのブログを読んでる方ならわかってると思いますが、私は芸人さんのツイッターをネットサーフィンするのが好きで。
それは芸人さんのことを知りたいっていうファン的な気持ち、それもないわけではないけど、それにプラスして、「こんな考え方があったんだなぁ」と自分にない発想や発見を知ることができるから。
一般人が会社で働くよりたくさん、いろんな人に会ったり、いろんなお仕事をしている職業だから、なんでしょうね。多種多様な価値観や考え方に触れることができる。
でも今回は、ちょっとねー……。
批判、嘆き、ストレートな言い方をしている言葉、あえてこの件から距離をとった言葉など。
皆さん、ツイッターも含めて「自分をどう見られるか(見せるか)」に関してもプロですからね。
芸人さんがツイートした言葉をたたいているのも見たけど(ああ、こういう人もいるのがツイッターだから、私はツイッターは見るだけって決めてるのよ。ストレスたまりそうだし)。
ここにとりあげたいツイートはいくつもあったけど、それだときりがないし、なにか悪口のような嫌なこと書いてしまうかもしれないので少しだけ。
中でも、ネットニュースになっていて驚いたのが、これ。
吉本ギャラ1円の明細書公開 キンボシ西田に反響(日刊スポーツ)
「相撲好き芸人として知られるお笑いコンビ「キンボシ」の西田淳裕(31)が、所属する吉本興業からギャラとして1円が振り込まれた明細書の画像を公開した。」
「西田は「出演料 1(円)」と記載された明細書の画像をアップし、「2円のうち1円入れてくれてたと思ったら許せるけれども」とツイート。
「すいません、勘違いしてる人多いのですが、月給が1円じゃなくて、何かの1回の仕事のギャラが1円ってだけです」と補足したが、ファンからは「だとしてもだよ!」「ありえへん」「1円の仕事って、どんな仕事でしょうか?」といった声が寄せられた。」(記事から一部引用)
キンボシのファンじゃなくても、まずタイトルだけで驚いたよ。
私がライブで芸人さんから聞いた「今日、500円だって」という金額を超えたよ。1円て。
せめて、1日の仕事のお給料が、その日の交通費で全部なくなっちゃう、みたいな金額はやめてあげられないのかなー。
今後、「よしもとのギャラ少なすぎ」って言うことが、笑いとして機能しなくなってしまうんじゃないかな。