・『私がオバさんになったよ』、いい本でした。
いろんな発見や、知らなかったことを知って勉強になったりして。お値段以上の価値。コスパの良い内容の本。
著者のジェーン・スーさんと光浦康子さんが対談したページの、バラエティ番組と「職業ブス」の話は興味深かった。(なにそれ、と気になった方は本屋さんへ)
もう、テレビで、ブスな女がこんなことしてるーあははー、なんて低レベルなものをおもしろいと押しつけてくる番組、なくなってきてますよね。いいことだ。
↓これは、記事を書いた方の目のつけどころが良いな、と思ったのでリンクしておきます。
(BIGLOBEニュース 女性自身より)
「女芸人」なんて言葉もあるしね。この言葉は別になくなっても問題なさそうな言葉。
Aマッソはネタがおもしろいコンビなのになぁ。『ネタパレ』で見たい、と思ってるコンビの1組。
芸人さんのいいところを番組スタッフがとりあげないっていうのはどうなのさ。
女性の芸人さんもいるけど、出演者、ほぼ全員男性の芸人さん、って番組。
芸人さんが多く出てる番組で、ちょっと性別を意識して見てみると、けっこうありますよね。
記事の中の、「女性芸人への容姿や性別によるいじり」、か。
先輩の男性芸人が、後輩の女性芸人の顔についてなにか悪口的なことを言う、っていうのは、たまにテレビで見ますよね。少なくなってはいるけど。
それで(スタジオにいる観覧のお客さんとか、番組スタッフの)笑い声が聞こえてくることもありますよね。私も笑ってしまうこともあるし。でもねえ。
あー、深夜番組で、女性が笑えるコント番組ってできないのかな。
深夜の時間帯のバラエティって、だいたい、男性の番組スタッフのつくってる、男性の視聴者にウケそうなのばっかりなんだよなー。
・いつか、「モテないよねー」「どうしたらいいかな」から始まる漫才ではない、
チュートリアルの女性版みたいな漫才師、とか。
観覧の女性のお客さんが笑いっぱなしの、キングオブコント決勝で、
東京03の女性版みたいなコント師、とか。
そんな芸人さんが出てくる日が来るんだろうな。
もう、「見た目(ブス、とか)」で笑いとるのは、ダサいし、それでおもしろいと感じる視聴者は少なくなってきてるってことなんでしょうね。
いまは毒舌とか、誰かを下に位置付けたりする(ときどき、それはいじめとかパワハラに見えてしまう)んじゃなくて、みんなで笑える平和的なもののほうが好まれてる気がします。