5/31 VS「子どもを最低3人くらい産むように」 | 想像と好奇心でできている

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野いちごでは、 『テレビの感想文』ときどき更新。

・政治家の人がまた失言しましたね。

自民党の、桜田義孝さんという方です。

 

「子ども最低3人産んで」=自民・桜田氏が発言(時事ドットコムニュース)

 

「子ども最低3人産んで」桜田前五輪相の発言に批判 ネットの声は「まず子育てできる環境と経済状況を」「今の日本は運でも育てにくい(ねとらぼ)

 

だいたい、こういう誰かがなにか言って、波紋が広がった、みたいなニュースは他人事として聞いてるだけなんですけど、今回は、自分が当てはまるんですよね。

 

けっこう嫌ぁな気持ちになるものなんですね、こういうときって。

私にも言う権利、あるよね。反論してもいいよね?

 

 

・まず、この方は、自分の発言がニュースになったあと、「誰かを傷つけたりする意図はなかった」とコメントを発表したそうですが。

 

すでに傷ついた、いや、不快に思った人がここに一人います。そこがもう、ズレてます。

なんで政治家になった人は、「これ言ったら、誰かが傷つくかもしれないな」って考えてから、発言しないんでしょう?

 

あと、自分で顔を出して(取材を受けるとか)、発言を撤回したりしてないんですよね? そこに、この方がどういう人なのかが全部出ている気がします。(それによって)受ける印象が良くない。

 

 

・こういうのは、長く考えるのも面倒。ストレス。

 

で、一問一答にしてみました。

 

――なんで子供がいないんですか?

 

「結婚してないからです」

 

――じゃあ、なんで結婚しないんですか?

 

「結婚してくださいって言ってくる人がいないし、したいなって思う人もいないからです」

 

――なんでですか?

 

「……。はい?」

 

「”なんでですか?” ですか? モテないからですよ?」

 

 

いま、子どもが欲しいと思ってる人が、なにも気がねせず、悩んだりしないで、安心して産んで育てられる環境をつくるとか。

 

独身の私のような人でも、子どもをあずかってあげられるような、例えば、児童館みたいなところで、ちょっとだけ報酬が発生する形で、なにかお手伝いできるようなシステムをつくるとか。

 

みんながみんな、対等で、平等な世の中なんてありえないし。

 

「多様性を認める」って、よく聞く、素敵な言葉ですけど。

まず、どんな人が世の中にいて、どんなことを考えているのか、知ろうとしないと、勉強しないとわからないものですよ?

 

独身だって、それなりに幸せな毎日があるんですよー。

私の場合、周囲にいてくれる人たちが良い人だから。ありがたいことです。

 

いつだったか、「生産性が……」という発言があったときのことを思いだします。

 

お金を○円稼ぐとか、子どもを産むとか、それは国を維持することに必要なことなんでしょう。

でも、個人の願望とか、理想とか、欲だって大事ですよ。

 

どんな人間にとっても、生きづらくない、「まあ、それもいいじゃない」と思う人がいるような世の中になってほしいです。