12/25 | 想像と好奇心でできている

想像と好奇心でできている

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日々、思ったことを書いてます。
野いちごでは、 『テレビの感想文』ときどき更新。

・やさしいズ、おめでとう。

 

やさしいズ、トップ出番から優勝!“あの大会”の悪いジンクス払拭「お笑い王決定戦」(お笑いナタリー)

 

キングオブコント、ラフターナイト、そしてここでも出番が一番になるとは。

でもお客さんすごい笑ってたんですよね。

 

やさしいズ佐伯さんのこのツイート

金色の紙吹雪がきれい。

 

こういうのをずっと待ってました。

こんな風に嬉しそうに笑ってるのを見たかったんですよ。

良かった。本当に良かった。

 

ちょっと思いだしたこと。もう何年も前のことですが。

 

いまと違って、当時は渋谷の劇場に行くことが多かった。

好きなものに時間とお金と熱量を使うことに、そんなにためらいがなく。

 

ある日の夜、ライブ終わり。

出待ちをしている私に、いきなり声をかけてくる人が。

見た目は茶髪で、いかにも渋谷のギャル、という格好の女性。年齢は20歳前半くらい。

 

「なにしてるんですか?」

当時、劇場の前にはだいたい2、30人くらい、出待ちの人、もしかするとそうじゃない人など、10代か20代くらいの女性がいました。

これが多いときは、道路に人がいっぱい、車が通れない、なんてときもあったほど。

 

「出待ちです、芸人さんが出てくるの待ってるんですよ」

と言ったあと、その芸人が誰なのか聞かれ、その日ライブに出ていた芸人さんのコンビ名を言いました。

「ミルクラウン」

「知らない」

「ブロードキャスト」

「知らない」

それからあと数組言ったんですけど、みんな知らない人だったようで。

 

「でも、売れてから応援すればいいよね!」

そのギャルは笑顔でそう言って、急にその場から去っていきました。

 

そのときの笑顔といい、タメ口といい、なんとなくバカにされたような気がして、

でも何も言えなくて、もやもやした嫌な気持ちでその場に立ち尽くした、

という、いま思いだしてもそんなにいい気分にならない記憶があります。

 

あれから時は流れ。

 

ファンやってて嬉しいのはこういうときですね。

あのギャルにはわかるまい。笑

 

・それと。

惜しくも2位になったネルソンズ。

今年のNHK新人演芸大賞でも2位だったしね。

「私はネルソンズをまあまあ忘れない」by内村さん

 

あのネタを決勝でやるのはどうかと思うけど、

キャラのキモさ、変人のなりきりっぷり(注 ほめてます)はすごいと思うジェラードン。

 

ハナコ以外にもおもしろいトリオはいますよ、ということを、このなんの影響力もない逆インフルエンサーなブログで伝えたい。笑

 

あの番組の雰囲気がいいんですよね。賞レース特有の、張りつめた緊張感がそんなになく。