脚本
たぐちプラス
演出
是近敦之
出演
アルドルフ 森公平 タケ(L.A.F.U.) YU(L.A.F.U.)
バビロン ブラゴーリ ギャンブルグルーヴ
あらすじ
ホワイトデーに女性が遺体で発見された。
当時マスコミはこれをWhy it die(死んだ理由)と報じたが事故として終わった。だが…
初日の前に、ツイッターで「行方不明者の情報募集」とツイートされていて、本当になにかあったのかと思ったけど、楽屋裏ブログにリンクが。宣伝だった。
初日が始まる前に役名がわかっていて、写真もあるというのは初めて。
幕があく前、肩に背負われた男性が左から右に横切っていく。
床に寝ていた男性。目を覚ますと、部屋に集められた人々がいた。
そこに見知らぬ男が入ってきて、どうして自分たちが集められたかわかるまで、ここから出さないと言って、外からドアに鍵をかけて行ってしまう。
テーブルには、一年前の新聞と、水のペットボトルがいくつかおかれている。
共通点を探ろうとそれぞれ自己紹介をする。
彼らは、一年前にあった事件の、亡くなった女性の関係者。
急に別れを切り出された短気な元カレ、相談を受けていた幼なじみ、同じ職場の人、上司、ストーカーしていた管理人。
飼い猫が持ってきたという女性の携帯電話を、お腹に入れて持ち歩いてた管理人、怪しかった。(ズボンのお腹から出てきた。いやどこから出してんだよ)
あと、女性がCOPDっていう肺疾患にかかっていて、ってあったけど、本人が喫煙していたとは一切言ってなくて、元カレの男性も彼女が喫煙してたようなこと言ってないから、そこは「ん?」ってなったけど。
バビロンの二人とブラゴーリとギャンブルグルーヴが役名を胸につけた再現チームが、どういう状況だったか再現するんだけど、これが笑わせてくる。
飛び降りた、ってことで「ピンポン」のBGM使って某俳優が落ちたことを思いださせたり。
猫なのに「最近どう?」ってしゃべっちゃう。後ろで顔そむけて笑ってた小野さん。
犯人は全員を部屋に集めた警察官。携帯電話でスーパームーンの写真を撮っていた女性を、自分が向かいの建物の部屋で下着ドロしてるところを撮影されたと思いこんだからだった。
あらすじからして犯人当てるような話なんだろうと思ってたけど、どちらかといえばシリアスよりコメディが多め。犯人探しがそんなに中心って感じじゃなかった。
後半になってくると笑わせるほうがメインになってくる。
なぜかいきなり始まるダンスタイム。全員でのかっこいいダンスのあとに、バビロン中心にカンナムスタイル。でもすぐ終わる。
最後は、再現チームが出演者の役名と名前の書かれた紙を一文字ずつ持って、出演者が一言言って去っていく。映画の最後に字幕が流れているような感じに。
出演者の順番の表記は一番だけど、ポスターの立ち位置からしてアルドルフは脇役なんだろうなって思ってたらやはり。
小野さんは女性に片思いをしていた、自分のしていることがストーカーだという自覚があまりない管理人。
松下さんは女性の上司で、病気のことを彼氏に言わないでと言われ、黙っていたりといいひとだった。
アルドルフってコンビ名がつくのはこれが最後なんだなぁとしんみり。