ネタバレしてます。
実はそんなに興味なかった。
親友Tが観たいと言ってきたので、じゃあ、ってことになったのだけど、結果、観に行って良かった。
「るろうに剣心」は、漫画の人気がすごかったのは知ってるし、アニメも見たことがある(そういえば、「1/2」を歌ったあの女性歌手は今どうしてるんでしょう)。
殺陣は本当に刀が斬れるんじゃないかっていうほど迫力があった。
アクションシーンがすごい。佐藤さんすごい。
それとキャラクターのなりきりっぷり。
藤原竜也さんの志々雄真実、神木隆之介さんの瀬田宗次郎が特に印象に残った。
あと志々雄の部下の佐渡島の、滝藤賢一さん。嫌な感じがね。
Tは「あんなにおでこ出てたっけ」って言ってたけど。笑
剣心VS志々雄の戦い、だいぶ前にアニメで見た。
門があるお寺のような場所。あれは調べてみたら、志々雄一派のアジトだった。
映画では戦艦煉獄のなかでの戦い。
でもちょっとツッコミどころもあったな。
志々雄相手に4対1で戦う。うーん、卑怯じゃない? でも4人を一人ずつ相手して、全員なぎ倒して、それだけ志々雄が強いってことはわかるけど。
左之助VS安慈は、笑わせようとしたのかな。その前に剣心VS宗次郎のシーンがあって、それと差をつけるための緩急なのかなんなのか知らないけど、こっちも真剣な戦いでも良かったんじゃないかと。
剣心が奥義を修得する瞬間がなかったのが気になった。
竹林で修行するシーンは長かったのになぁ。
剣心と左之助が警官たちのこぐボートみたいな船に乗って、戦艦煉獄に海を移動するとき。あれ、大砲で攻撃されたらひとたまりもないよ。でも撃ってこなかったね。
燃え盛る炎に包まれた戦艦煉獄から逃げて、その船で砂浜に帰ってくるシーン。斎藤一はこんなときでもタバコ吸ってた。いやここで吸う? 笑
まあ、でも、志々雄が後ろから由実を突き刺して剣心を刺して、由実が「役に立てた」と言うところとか、剣心が飛天御剣流で志々雄を倒すところとか、志々雄が燃えていく壮絶な最期とか、あ、これ見た、ってシーンがいくつもあったので、それは良かった。
そういえば佐渡島はいつの間にかいなくなってたな。アニメではアジトに火をつけて、勝者も敗者もなかったことにしようとしたけど。
ソードアクションがすごくてかっこよかった。
道場の縁側で、庭に落ちていた一番きれいだった紅葉の葉っぱを薫に渡したあと、
剣心「ともに見守ってくださるか」 薫「え?」
これは薫へのプロポーズととらえていいんだよね。なんとも素敵なラスト。