4月26日 あの桜が咲く頃に | 想像と好奇心でできている

想像と好奇心でできている

はじめての方は、カテゴリーの「はじめに」をご覧ください。
日々、思ったことを書いてます。
野いちごでは、 『テレビの感想文』ときどき更新。

脚本 

まさよし(サカイスト)

演出 

デンペー(サカイスト)


出演 

かたつむり デンペー(サカイスト) トンファー 

シマッシュレコード 大江すぐる(エレファンツ) 

松下宣夫(デニス)  中谷貴寛(ポテト少年団) 他


あらすじ

なぁ、また俺たち笑ってられるかな。
ああ、笑ってるに決まってんだろ。何があっても…。


開演前にもらうチラシ、よく見るとサカイストのお二人へのインタビューが載っている。

近くにいたお客さんの会話が聞こえてきて、劇団ムゲンダイで、かたつむりのショウゴさんがすごいって言われてたよ、…とかなんとか。


10代の頃、しょっちゅう集まって遊んでいた仲間との友情を、大人になっても大事にしている5人。

かたつむりの二人と、デニス松下さんと、もう一人…すみません名前がわからない。


過去にさかのぼるとき、暗転すると同時に効果音で、キュルルルルってなにか回転するような音が流れたので、わかりやすかったです。いかにも、って感じのSFな音だったし。


あと、ストリートミュージシャン役のまさよしさんと、まさよしさんの隣にいたトンファー山西さんが舞台の右前のにいて、その後ろで4人が制服を着て舞台に出てる。

舞台の前方が暗転して、後方にライトが当たり、いつの間にか過去のストーリーが後ろのほうで始まってる。

まさよしさんと山西さんはすでに暗転してるなか、楽譜とかギターを持って舞台から去っていく。

これはおもしろいなーと思った。


暗転時にかかる曲が、ヒップホップで統一されていたのはデンペーさんらしいな、と。あまりくわしくないので歌手の名前とかタイトルとかまったくわかりませんが。


松下さん、いじられキャラ。

ポテロングゲーム(ポテロング二人で両端から食べる)をさせられそうになって嫌がってたのに、松下さん、このあと彼女とデートするって話だったので、「だったら練習してったほうがいいんじゃないの」と林さんが。

この発言で流れが変わって、松下さんすることに。

思いだしてわかったのは、林さんがやらざるを得ない流れに仕向けていた。笑

ポテロングを端っこから食べていって、章吾さんにキスされた松下さん。いやぁ素早かったな、あれは。笑


他校の生徒との乱闘。

アクションシーンは、人数が多いので足音すごいし、なかなかの迫力。


インタビューでまさよしさんも話していましたけど、大人になってもどこか少年の部分が残ったままの人たちの話。主要な登場人物の4人以外も。

ケンカで片耳の聴力を失い、その復讐を果たしたかった彼も、(そのせいで、ずっと過去に縛られて)マイナスの方向で、少年の部分が残ってしまった、ともいえるかも。

「10代って引きずるよね」と、水道橋博士の書かれた本「芸人春秋」で、ブルーハーツのマサトさんが博士さん相手に話していたのを思いだすなぁ。本の話になってしまうんですが、この二人は同級生で、大人になってもその関係が続いてます。


テッペイの残した桜の絵。

何年も経って、ケンタとサトルが入院した病室から見た桜が、その桜だと気づいた二人。

桜が繋いだ過去と現在。


今回、男の友情の話だと聞いて、ケータイ小説でなにか参考になるかなと(男性キャラの友情は書くのが難しい)思った。あのみんなで集まってしゃべってるときの楽しそうな感じは、自分も描けるようになりたいな。

男の人が思う、男のかっこよさとか、友情とか、理想みたいなものを感じました。


顔と名前がわかってる人は何人かいるものの、今回出演してる芸人さんは、全員よく知らない方たち。

そんな状態ですが、印象に残ったのはかたつむりのお二人。

開演前にお客さんが話していた通りで。

あと松下さん。適役ではないかと。笑


終わったあと、出演者の皆さんが、演技中に起きたこととか、誰かについてとか、なにかしらしゃべるんですけど、今回はそれがいっさいなく幕が閉じた。そんな風に、スパッと終わったのが初めてでした。

終演後にドラゴンアッシュの「Let yourself go,Let myself go」が流れていた。

これが流行ったのってだいぶ前だな。懐かしい。


よしもとニュースセンターのライブレポートに、記事がありました。こちら です。

そして、神保町花月楽屋裏ブログにも。こちら です。集合写真がいいなー。