武蔵嵐山の、鬼鎮神社(きじんじんじゃ)に行きました。
小説のネタになりそうだったので、取材と、散歩もかねて。
武蔵嵐山駅の改札を出て、駅を出ると。
第一印象が、「過疎ってるなー、ここ」。
人通りが少ないんですよ・・・。
駅前にロータリーのようなものがあるものの、
タクシーが一台しか止まってない。
その日は晴れていて、
天気予報では5月なのに7月上旬の気温。
前日、眠れなくて徹夜明けで外出したせいもあり、
少し頭がぼーっとしてました。
武蔵嵐山で、時空が止まったような感覚になりました。
一台しか止まってないそのタクシーに乗って、
鬼鎮神社へ。
すぐに到着。
小さな神社でした。
私以外、誰もいない。
社務所の受付に人が一人いるだけ。
その神社のすぐ隣には、野球ができそうな広いグラウンドと、
公園の遊具がぽつんと。
近くに森のように木がたくさん生えていて、
風が吹くと木がざわざわ音を立てる。
なにもない。
ちょうど足元に座れそうなコンクリートの
四角いかたまりがあったので、座る。
ぼーっと見てる。
埼玉にこんなところがあったんだなー。
神社にお参りして、願い事をして。
なんとなく、「ここを舞台に、なにか小説書きたいな」と
思って、帰る。
帰りは徒歩で。
途中で、住宅街から飛んでいったシラサギらしき鳥を発見。
なにか特徴的な場所があったわけではないけど、
なにもないからこそ、イメージが浮かびやすそうな気がしました。