ラッシュアワーという言葉を見て、ウーマンラッシュアワーを思いだしてしまう。
重症。笑
リー捜査官(ジャッキー・チェン)とカーター刑事(クリス・タッカー)
のコンビ。第3弾。
男性コンビっておもしろい。ドラマ「相棒」もそうだし。
「いいぞ、切り刻んでスシのネタにしてやる」
黒人のカーターが、中国人の巨人の男にこう言ったのって、
アメリカ人が中国人と日本人を間違って認識してることへの
皮肉かもしれない。同じアジアでも違うよ。
あと、ギネスにのってる世界で最も背の高い人は、中国人です。
関係ないけど。
チャイナドレスのジャスミン(工藤夕貴)の、
扇子に柳刃包丁みたいな形のナイフ入っていた、
っていう武器はすごいな。
部屋の外に声だけが聞こえてきて、愛し合ってると思いきや、
実は殺し合っていた、っていうのは、この前放送された
「タキシード」でもあったな。
アメリカ映画のアダルトなお約束なのかな。
カーアクションにて。
ドライバーのフランス人が
「フランス人は中立だ! 俺はケンカしない!」。
セリフでその国の人の考え方がわかるのっておもしろい。
この映画だと、アメリカ人が考える、アメリカ人、
中国人、フランス人、日本人のイメージ。
リー捜査官と同じ孤児院出身だった、ケンジ(真田広之)。
日本のマフィア=ヤクザって認識だな。
日本人がアメリカ人のマフィアみたいなことをすると、
あまりかっこよくない、と思っていたけど、この映画は違った。
ストーリーもいいけど、気になったのは、舞台となるホテル。
部屋の内装とか、コンシェルジュのサービスとか、
カジノとか、ショータイムとか。
部屋の内装は、ゴールドと白で統一されていて、豪華で上品。
あと、アメリカのギャグって、ときどき子どもに見せられないぐらい
そのまま出しますね。オブラートに包まないで、おおっぴら。
カーター刑事の女好きなところ、ひどいな。笑
女が男より強い、っていうのは、万国共通なのね。笑
リー捜査官が追ってから隠れていた大きな赤い布。
そこから下にリー捜査官とカーター刑事が二人で
パラシュートみたいに地面に落ちていくとき、
その布が赤、青、白で、それがフランスの国旗だった。
最後まで、いろんな国と国とのかかわり
(現実での、国際的な問題とか)をからめてるなーと思った。