漫才ギャング | 想像と好奇心でできている

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日々、思ったことを書いてます。
野いちごでは、 『テレビの感想文』ときどき更新。

おもしろかった。

だいぶ内容について書いてますので、ご了承ください。


いちいち登場人物がふたりになると、会話が漫才みたいになる。

ベテラン刑事と若い刑事なんて、

漫才みたいな会話する必要はそんなにないはずなのに。笑

その若い刑事がギンナナ金成さん。けっこう出てたよ。


ほかにも、居酒屋で飛夫が保と解散するシーンで、

別のテーブルで合コンしてる男性に、

カラテカの入江さん、オリラジ藤森さん、カラテカ矢部さんが映った。

これは・・・狙って役つけたとしか思えない。笑


後半にも出てくるロバート秋山さんの、

龍平の住んでる古いアパートの隣人で、フリーの芸人役。

自宅でネタをYouTubeにアップしてると。

インパクト大で、気持ち悪かったです。ほめ言葉なのにひどいな。笑

セリフにね、「アメブロランキングで1位をとる」っていうのがあって。

ほかの人いっさい笑ってないのに笑いそうになった。


あと、先輩芸人役で、成宮寛貴さんが出てるんですが、

金髪でバナナマン日村さんみたいな髪型してる。

楽屋に戻ってきた後輩の飛夫に「どう? すべった?」って。

いるんだろうな、こういう人。


飛夫「人は・・・変われるんだよ」

龍平「熱血教師かってんだよ」

あ、「ROOKIES」。


飛夫の彼女の由美子はけなげ。

度を越えたけなげさ。

彼氏の漫才が好きだから、

つまり彼氏が夢をかなえるまで応援したいから、

いっしょに苦難をのりこえようとする。

由美子って、ちょっと男性の理想入ってるよな、と

思った私は同性ですがなにか。笑


途中で疑問になって、最後までわからなかったのが、

なんでスカルキッズの2代目リーダー(金髪の人。

サヤマさんって人からグループまかされた、名前が出てこない)は、

あんなに龍平にしつこくつきまとうのか。


てっきり隆平が元スカルキッズで、出ていったから戻って来い

っていうのかと思ったら、そうでもなかったし。


スカルキッズの一員役、千鳥の大悟さんは最後の最後まで

どんな不良かわかんなくて、龍平と一騎打ちのすごケンカのシーンで、

実はすごい強かったことがわかる。

殴り合い多めのアクションシーンは、どれもみんな痛そうだった。

そこで、2代目リーダーが龍平じゃなくて、ガンダムマニアの男に

「大事なファンダムのフィギュア(名前はよくわかんない)を踏まれて

壊されたから」という理由でぼっこぼこにされる。

まさかの展開。笑


おおまかに言うと、

保と別れてブラックストーン解散→留置所で新しい相方発見→

新たにドラゴンフライ結成してがんばる→が、龍平が芸人になるのに

我慢できず、スカルキッズとケンカして芸人どころじゃなくなる→

→拘置所に入る龍平を待つか、まだ芸人に未練がある保か、

どちらかを選ばなければならない飛夫→保とやり直してブラックストーン再結成


最後のほうで急に2ヶ月後、6ヵ月後と、

ぽーんと時間がとんだのは「え?」ってなった。


別に笑えなかったわけじゃないんだけどなあ。

すっごいしつこいぐらい同じこと繰り返されます。

すごい下ネタも出てきます。苦手ですが。

ちょっと「これしつこすぎるぞ」って思ったところもあるけど、結局笑うしね。

心の中で思ってることを話すとき、映像が白黒になる、っていうのは

おもしろいし、観ていてわかりやすくていいなって思った。


エンドロールにて。

順番めちゃくちゃですが、印象に残ったのが。

メイド風俗の店員とガンダムオタク@風俗店受付

ベテラン刑事と若手刑事@留置所の面会室

パンチパーマの取り立て屋と元芸人の取り立て屋@事務所

サヤマさんとナンバー2@廃墟の病院

飛夫と母親になって赤ちゃん抱っこしてる彼女@飛夫の部屋

二人のあいだにサンパチマイクたてて短い漫才。

最後におまけとしてなんでしょうけど、本当に漫才やるとは。笑


ミルネtheよしともとか、5時7時とか、元ネタがわかるのもありましたね。

チラッとですが、6ヶ月たって再結成後、売れ始めたブラックストーンが

∞ホールに出てるとき、AGEAGELIVEみたいなライブの

仕切りやってるのが品川さん。


一度芸人辞めた龍平も養成所に入りなおして、

新しい相方(最後まで顔わからず)と舞台に立つところで終了。


夢に挫けてあきらめても、また一からやり直すこと、

努力して変わろうとすることが大事ですよ、

って品川監督は言いたかったのかな? 


主題歌のsuperflyの「BEEP!」がかっこいい。この歌好き。