⑨9話「ドキドキ!月面教習」
ニムバス「まずはタイムモルカー並にスケールが大きい第9話『ドキドキ!月面教習』を送ろう。」
ニムバス「月面行きのUFOに宇宙と交信できる不思議モルカー・ポポムが搭乗だ。」
ニムバス「このまま仲間も一緒に…」
ニムバス「憧れの月に到着だ!」
ニムバス「モルカーでギュウギュウ詰めで少し暑そうだが、何のトラブルも無くて良かったな。」
ニムバス「ペーターは初めて見る宇宙に興奮したのか?」
ニムバス「ご機嫌な様子で無重力空間をふわふわ浮遊し出したぞ。」
ニムバス「宇宙服で分かりづらいが彼はお馴染みの鬼教官だ。」
ニムバス「トランシーバーでペーターの酸素マスクのライトから誘導できたぞ。」
ニムバス「今回のメンバーはペーター、ポポム、シロモだ。その他に素早く自由で無重力空間をひたすら楽しんだジェリーと故郷に行くと勘違いしたインド出身のチャイもいる。」
ニムバス「ではここを…」
ニムバス「教習の範囲内とする!」
ニムバス「しかし、ポポムは何かを発見したのか。この範囲内を抜け出してしまう。」
ニムバス「ジェリーとチャイが全くの無反応なのが面白いが…」
ニムバス「何故か月面に生える宇宙人参。これがポポムの発見したものだ。」
ニムバス「思わずついて来た2台も宇宙人参に嬉しそうな顔だ。」
ニムバス「早速取ろうとするが…」
ニムバス「うさぎとバッタリ遭遇した。」
ニムバス「初めて見た月のうさぎに驚きを隠せない一行だが…」
ニムバス「うさぎは後から見つけたくせに人参を横取りし」
ニムバス「トンズラしてしまった。」
ニムバス「人参の為にポポムはまた単独行動だ。シロモとペーターもまた追いかけるぞ。」
ニムバス「3対1で人参とうさぎを追いかけるが…」
ニムバス「そこに突然、隕石が襲来してきた。」
ニムバス「勿論みんな大慌てだ。」
ニムバス「破片を華麗に避けるうさぎだが」
ニムバス「モルカー達は見事に吹き飛ばされてしまった。」
ニムバス「しかし、怪我がないようで安心したな。」
ニムバス「そして、隕石の本体がうさぎの逃げる先に落ちて来る。」
ニムバス「それもジャンプで華麗に避けるものの…」
ニムバス「破片がぶつかり、人参を落としてしまった。」
ニムバス「うさぎもいなくなって邪魔者も消えたな。」
ニムバス「しかし、マスクのせいで折角ゲットした人参を食べられない。」
ニムバス「その上、このマスクを外すと死んでしまう。3台揃ってこの不条理に泣き出してしまった。」
ニムバス「しかも、人参欲しさに追いかけっこをした結果…」
ニムバス「こんな遠いところまで来てしまい、すっかり迷子になってしまった。またみんな揃って泣いちゃったな。」
ニムバス「また鬼教官から怒られるが…、どう帰ればいいのだ?」
ニムバス「途方に暮れる3台だが、ここで新たな発信をポポムマスクから受信した。」
ニムバス「何はともあれ、追いかけてみるしかない。」
ニムバス「再び1列になって歩き出した一行。」
ニムバス「酸素ボンベを支える紐が寿司の海苔みたいで可愛いが…」
ニムバス「うっかりあるモルカーとぶつかってしまった。」
ニムバス「それがこのムーンバギーモルカーであり、上に宇宙飛行士もいる。宇宙用訓練を受けたが、雨が降る地球は苦手らしいな。」
ニムバス「この子について行けば教習エリアに戻れるらしい。」
ニムバス「教習はともかく、月面で楽しい思い出を得られて良かったな。」
ニムバス「さあ、帰るぞ!」
ニムバス「…まあ、夢なんだけどな。」
ニムバス「シロモドライバーの読み聞かせでペーターとシロモが月の夢を見たのだ。」
ニムバス「そこへ来たポポムが何かを食べているが…」
ニムバス「それが夢で出た宇宙人参だ。」
ニムバス「どこで見つけたかはともかく、あの冒険も実はあったのかもしれんな。」
⑩10話「あの子はだぁれ?」
ニムバス「最後は謎の深い眼帯モルカー・シェールをクローズアップした10話『あの子はだぁれ?』で締める。」
ニムバス「いつも通り教習が行われる中」
ニムバス「ペーターはあるものを凝視していた。」
ニムバス「それがシェールであり、彼?はボードにシールを大量に貼られるほど成績優秀だ。…プレートが無いのが気になるがな。」
ニムバス「完璧そのものな動きに見惚れるペーター」
ニムバス「シェールもその視線に気がつくが」
ニムバス「そっぽを向いてジト目になった。」
ニムバス「どけと言わんばかりにジト目で圧力をかけるも」
ニムバス「ペーター自身はその視線に怯えるどころか」
ニムバス「寧ろ憧れに近いものを抱いていた。」
ニムバス「しかし、人間には特に素っ気無く撫でることすらも許してくれない。」
ニムバス「その冷たさに疑問を覚えるペーターだった。」
ニムバス「夕暮れ、シェールは1台で景色を見渡していた。」
ニムバス「そこにペーターがボール遊びを誘ったが…」
ニムバス「シェールに無視されて派手にすっ転んでしまった。」
ニムバス「転がったボールが子供の注目を引いた。」
ニムバス「ボールでペーターやシェールと遊ぼうとする子供だが」
ニムバス「母親に連れられてしまった。」
ニムバス「その様子を見て何かを思い出したのか、シェールは身を乗り出すも…」
ニムバス「勢い余って落下してしまった。」
ニムバス「咄嗟にペーターがクッションになって大事には至らなかったが…」
ニムバス「あの落下で過去の辛い出来事を思い出してしまった。」
ニムバス「涙を流して震えるシェールに寄り添うペーターは優しさの塊だな。」
ニムバス「過去のシェールは家族がいた。」
ニムバス「しかし、ボール遊びに付き合う気があるのは子供くらいか。」
ニムバス「この頃のシェールはまだ普通のモルカーだった。」
ニムバス「子供の父親がボールを蹴るも」
ニムバス「ミスかわざとかは不明だが大幅に逸れてしまう。…まあ、わざとだろうな。」
ニムバス「それでもシェールは健気にボールを運ぼうとするが…」
ニムバス「下り坂で転がり落ちてしまった。」
ニムバス「何とか無事にボールは見つけられたが」
ニムバス「自慢の銀髪は汚れ、左目も怪我をしてしまった。」
ニムバス「なのにあの家族は助けるどころかシェールを捨てて全員逃げてしまった。今DSプレートが無いのも捨てモルの彼がDSで保護されたからだ。」
ニムバス「シェールがいくら泣いても、家族は戻ってくる素振りも無い。…くッ…(泣)」
ニムバス「あの愚か者共は…!このジオンの騎士、ニムバス・シュターゼン自らの手で…、裁いてやるッ!!うおおお…!!」
ニムバス「しかし、あの一件で心を開いたシェールはペーターの新しい友達になった。…相変わらず教官シチューはガン無視だがな。」
ニムバス「2台で追いかけっこをして遊んだり」
ニムバス「ペーターの苦手範囲をシェールが教えてあげたり」
ニムバス「共にボール遊びをすることもあった。」
ニムバス「そこで再び、シェールは誰かの視線に気がつく。」
ニムバス「それが数日前に出会った子供の家族だ。」
ニムバス「かつては人間不信だったシェールも今では再び人間を信じられるようになった。」
ニムバス「すっかり変わったシェールを前に」
ニムバス「ペーターは複雑な表情を見せていた。」
ニムバス「鬼教官から契約書を渡され、遂にシェールも卒業だ。」
ニムバス「この新しい家族と共に幸せになるんだぞ。」
ニムバス「教官にも心を許す様子でペーターの影響力が大きいことが分かる。」
ニムバス「ここで2台はお別れだがまたいつか出会えるだろう。」
ニムバス「ちゃんとこれまでのお礼を目で主張し、シェールも感謝の気持ちを忘れんぞ。」
ニムバス「あの愚か者共は私が直々に裁いてやるから安心しろ!」
ニムバス「しばらく呆然と見つめていたペーターだが」
ニムバス「今いる友達(ポテト、ふー、みー)と一緒にボール遊びをして元気も戻ってきた。」
ニムバス「…と、いったところでモルカーDSのオーディオコメンタリーをしてみたがどうだったか?」
ニムバス「次回以降もこの調子でコメントしながら紹介予定だ。可愛いだけでは終わらない神アニメなのでな。」
ニムバス「特に8話と10話には朝から泣かされたぞ。全く…、目が真っ赤になったじゃないか!鼻も少し詰まってしまったな…。」