去る5月19日に百箇日の節目は妻を想い滞りなく行いました
もう二か月も経過してるなんて
毎月12日は私の妻由美子の月命日です
花を手向け好きな食べ物飲み物を存分に食べさせてあげて読経します
いよいよお墓の骨壺から納骨袋へ移し替えをしてあげる時が来ました
家族としては当たり前の行為であって素焼きでもないセトに入れて置く訳には行きません
あの時、親の骨坪の口まで溜まっていた結露の水
出してあげて良かった
まだ月命日は早いけど一寸お母さん連れて一泊して来るかと息子達と地元の旅館へ行きました
ここは親父が長年板長をして働いていた旅館です
社員の皆さんも充分ご承知で至れり尽くせりでした
妻への霊供膳もお願いしますと伝えると喜んでご準備差し上げますと言って頂いた
60cm四方はあろうお膳に山の幸海の幸が数多くあって由美子も喜んで頬張ってました
二の膳三の膳と次々と運ばれ私はもうギブアップ あれからもう食欲は無いので入らない
私はこれが一番口に合いました
妻が傍に居ますので名を呼び食べさせてやるからアーンしてと何種類かの食材を箸で運んでやった
もう目の前に妻が居てるんですね 小さなおちょぼ口を開いて笑顔が見えました
母さん居ないけど魂はずっと俺たちの傍に居るからなと息子たちに言うと当然だよと
食事を終えると二人共明日の打ち合わせの段取りでしきりに会社に連絡をしてました
LINEでやってた様子です
子供達には言えませんが未だに由美子が恋しくて涙を流してる私です
健常者のご夫婦が羨ましいです
当事者でなければこの気持ちはお判りになり辛いでしょう




